日本のマスコミは、中共政府を批判する日本国内でのデモを報道しないで、そのリアクションとして中共各地で起きているデモのことを大々的に伝えている。その典型はNHKであるが、何も知らなければ、どうして反日デモが吹き荒れているのか、理解に苦しむはずだ。「尖閣は日本の領土」 「民主党政権は事件のビデオ映像を公開せよ」といったシュプレヒコールに、異議を唱える日本国民などいないと思う。にもかかわらず、中共に媚びるマスコミの多くは、それを叫ぶ日本人によるデモを、今日もまた黙殺したのである。いよいよ攘夷を叫ばなくてならないほどに、日本は危機を迎えているのではないか。猪野健治が指摘していたように、大陸浪人と呼ばれた人たちは、「明治以来、第二次世界大戦の終結までの70余年間、さまざまな変貌をたどりながらつづいてきた硬派型日本人の一方を代表するタイプである。時代が移るにつれ、複雑な利権がからみあって、浪人の質は落ちていったが、中国革命の貫徹に賭け、そこにアジアにおける理想国家を建設しようと純粋な情熱を燃やした一群の人々がいたことも事実であった」(『日本の右翼』)。しかし、もはや中共に幻想を抱くのは止めようではないか。幕末のときのように、攘夷によってしか、日本という国家を救う方法はないからだ。ここで日本人は、ファイティングスピリットが求められているのである。そして、戦後失われてしまった、日本再生のきっかけにすべきだろう。いかにマスコミに黙殺されても、横暴な侵略国家中共に、日本人が負けるわけにはいかないからだ。

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