国民の最大関心事はコメがどうなるかだが、民主党はそれより代表選に血眼になっている。マスコミもマスコミで、民主党代表選のことばかり報道している。自民党が同じことをすれば、それこそ意地汚く罵ったのに、民主党はまた別なようだ。怒り心頭に達するのは、立候補予定者のうち海江田万里、鹿野道彦、野田佳彦は、福島第一原発の事故発生時の菅内閣の閣僚であり、菅直人首相ともども、司法の場で裁かれるべき人間たちであることだ。東日本のほとんどの国民を被曝させ、今なお収束に至っていない原発事故について、一体どのように考えているのだろう。さらに、前原誠司、、馬淵澄夫、小沢鋭仁も、甘い見通しばかり語っており、危機感がまったく感じられない。いずれも、福島県の子供たちを見殺しにしていることに言及しておらず、その意味では誰がなっても期待できない。加熱すればするほど、あきれて国民は政治に背を向けることになるだろう。コメの検査結果が大問題であるのに、それを話題にされることを恐れての今回の代表選は、あまりにも姑息ではないか。しかも、誰が代表に選ばれ、日本の新しい総理大臣になっても、表紙を替えるだけでは、国民が納得するはずもなく、すぐに立ち往生するのは目に見えている。
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