民主党はもう救いようがない。代表選の立候補予定者が、政界を引退すべき小沢一郎や鳩山由紀夫の二人に、ペコペコ頭を下げに行くのは、あまりにも不謹慎ではなかろうか。そんなことをしてまで、代表の座を射止めたいのだろうか。恥ずかしいにもほどがある。小沢も鳩山も、もともとは自民党にいた政治家である。とくに小沢は幹事長も経験している。竹下登の後継をめぐる闘争に敗れて、離党したのではなかったか。クリーンを旗印にするのだけは、もう止めてもらいたい。なかには小沢の支持を得たいがために、臆面もなく党員資格停止処分の見直しを主張する馬淵澄夫前国土交通相、小沢鋭仁元環境相のような人間も出ている。そこまでどうして媚を売る必要があるのだろう。さらに、野田佳彦財務相と鹿野道彦農相は鳩山詣でをして、支援を要請したのだという。いくら衆議院で多数を占めているとはいえ、世論調査では自民党の後塵を排しているのに、危機感はまったく感じていないのだろう。8月25日号の週刊文春ではないが、頭文字を並べてみると「また馬鹿のかお」になるのだから、国民は期待するわけがない。能力もないのに、次々と手を挙げてトップの座を目指すというのは、私利私欲がはびこる民主党らしい。
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