草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

代表選に血眼になり原発事故対応で後手に回る民主党

2011年08月26日 | 政局

 国民の最大関心事はコメがどうなるかだが、民主党はそれより代表選に血眼になっている。マスコミもマスコミで、民主党代表選のことばかり報道している。自民党が同じことをすれば、それこそ意地汚く罵ったのに、民主党はまた別なようだ。怒り心頭に達するのは、立候補予定者のうち海江田万里、鹿野道彦、野田佳彦は、福島第一原発の事故発生時の菅内閣の閣僚であり、菅直人首相ともども、司法の場で裁かれるべき人間たちであることだ。東日本のほとんどの国民を被曝させ、今なお収束に至っていない原発事故について、一体どのように考えているのだろう。さらに、前原誠司、、馬淵澄夫、小沢鋭仁も、甘い見通しばかり語っており、危機感がまったく感じられない。いずれも、福島県の子供たちを見殺しにしていることに言及しておらず、その意味では誰がなっても期待できない。加熱すればするほど、あきれて国民は政治に背を向けることになるだろう。コメの検査結果が大問題であるのに、それを話題にされることを恐れての今回の代表選は、あまりにも姑息ではないか。しかも、誰が代表に選ばれ、日本の新しい総理大臣になっても、表紙を替えるだけでは、国民が納得するはずもなく、すぐに立ち往生するのは目に見えている。

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汚染地域の米から放射性物質未検出というトリック

2011年08月26日 | 災害

 福島県でも早場米を中心にして、放射性物質の調べるための検体採取が始まったが、そこでも民主党政権はトリックをやらかした。茨城県鉾田市でセシウムが1キログラムあたり52ベクレル出たのを除けば、どこもかしこも未検出とされているが、ほとんどの県では、セシウム134が20ベクレル、セシウム137が20ベクレルの合計40ベクレルについては、検出限界になっている。それが福島県の場合は、検出限界はそれぞれ10ベクレルであったが、それ以下であれば、未検出として堂々と市場に出回るのだ。民間であれば10ベクレル以下でも検出できるのに、県によって、20ベクレル以下、10ベクレル以下は量れないというのだから、国民の健康などどうでもよいのだろう。ベラルーシの場合は、主食のパンの基準値は40ベクレルである。今の食品暫定基準値で年間17ミリの内部被曝を容認している日本とは大違いだ。県の判断に任せたような顔をして、裏で糸を引いているのは民主党政権なのである。たまたまブログ「日々雑感」を読ませてもらって、なぜ未検出なのかという謎が私にも理解できた。今からでも遅くはないから、米農家は民間に頼んででも、放射性物質にどの程度汚染されているか消費者に公表する責任がある。間違っても、民主党政権の犯罪に手を貸すべきではない。もはや目先の米をどうするかというレベルではないのだから。

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