「わたしなりの枕草子」#319 2012-02-17 07:54:13 | 読書 【本文】 二百六十四段 狩(かり)衣(ぎぬ)は、 狩(かり)衣(ぎぬ)は 香染の薄き。 白き袱(ふく)紗(さ)。 赤(あかい)色(ろ)。 松の葉色。青葉。 桜。柳。また青き。藤。 男は 何(なに)の色の衣(きぬ)をも着たれ。 【読書ノート】 「男は 何(なに)の色の衣(きぬ)をも着たれ」=唐突な文ですね。「次段の書き出し」とするなど諸説