「わたしなりの枕草子」#318 2012-02-16 09:24:08 | 読書 【本文】 二百六十三段 指貫(さしぬき)は 指貫(さしぬき)は、 紫の濃き。 萌(もえ)黄(ぎ)。 夏は二(ふた)藍(あゐ)。 いと暑きころ、夏虫の色したるも、涼しげなり。 【読書ノート】 二(ふた)藍(あゐ)=紅(くれない)と藍とで染めた色。やや赤みのある藍色。→広辞苑第六版。