【本文】
二百六十三段
指貫(さしぬき)は
指貫(さしぬき)は、
紫の濃き。
萌(もえ)黄(ぎ)。
夏は二(ふた)藍(あゐ)。
いと暑きころ、夏虫の色したるも、涼しげなり。
【読書ノート】
二(ふた)藍(あゐ)=紅(くれない)と藍とで染めた色。やや赤みのある藍色。→広辞苑第六版。
二百六十三段
指貫(さしぬき)は
指貫(さしぬき)は、
紫の濃き。
萌(もえ)黄(ぎ)。
夏は二(ふた)藍(あゐ)。
いと暑きころ、夏虫の色したるも、涼しげなり。
【読書ノート】
二(ふた)藍(あゐ)=紅(くれない)と藍とで染めた色。やや赤みのある藍色。→広辞苑第六版。