神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

愛する者の死

2017年01月09日 10時44分45秒 | フーテンの寅ねこ わんにゃん

昨年は「永遠のマドンナ(手が届かない憧れ)」の突然の訃報で終わり

新年は早々に愛犬の死で始まった

夕べ女房殿から電話で「ジョンが死んだ」と連絡が来た

今週いっぱいもたないだろうとは言っていたのだ、しかしこんなにもあっさりと死んでしまうと・・

7日に家に戻って用事をしていたら、よろよろと部屋から出てきて私の両足の間に顔を埋めて

じっとしていた、ずっと体や頭をなでてやっていた、それをジョンは二度繰り返した

女房殿に言ったら「お別れの挨拶をしたんじゃないの」と言ったが全く同感だった

夕べも店に戻る前に「何も食べないし水を含ませて口を潤してやれば」と言って

「医者に頼んで注射の一本もしてもらえば回復するんじゃないか」と言ったら

「そんなことして痛い思いさせなくても・・」と言う

ジョンは安らかな顔で寝ている、「そうだな今は穏やかな顔をしているし、どこも痛いわけでないし

もう歳が来て、老衰なんだから、このまま逝かせてやろう」

と話して家を出た、それから3時間くらいでジョンは死んだ。

 

2007年7月の「中越沖地震」の翌春に、被災地の近く柿崎で保護(逮捕)されたジョン

迷子犬やネコを一時保護する施設に収容され、元の飼い主や、新しい飼い主を待っている

一定期間その両者が現れなければ「薬殺処分」、い一度救われた命は、救った施設によって再び失われる

ジョンは運良く、わが女房殿によってその命を救われた

その時にはもう5~7歳くらいの中型犬の成犬だった、犬種はイギリスの牧羊犬「シェットランド.シープドッグ(シルティ)」

しつけができていて、飼い主の動きをいつも見てから言われたとおりに行動する、歩くときは自分からは動かず、飼い主が

動き出すと一緒に歩く、大人しくて、吠えることも無く(声が出なくて吠えることができなかったこともある)

いつも落ち着いて行動しているが、走るとさすがに早い

ここに来たときは何かに怯えていた、臆病でちょっとした物音でも飛び起きてキョロキョロする、おそらく地震に遭ったときの

後遺症だったのではないだろうか。

元の飼い主は現れなかったけど、飼われていた犬であることはそのしつけをみてわかった。

わが家に来て一月後に隙を見て逃げ出し、50日間の放浪をしたことはすでにここで書いた(「シルティジョンの放浪記」

「わんちゃんにゃんこ」参照)

その後、まだ生まれてまもなくわが家にやってきたキャバリアの「ボス」の兄貴となって良く面倒を見たし

最近、迷子子猫でわが家にやってきた「Pねこ」のおじいさんになって可愛がってくれたジョン

本当に穏やかで優しい犬でした・・・・天国でもきっと穏やかに過ごすことでしょう

 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
生き物 (つー君)
2017-01-09 12:51:48
は飼っているときは良いけれど、亡くなるときはやるせないね。
家の柴犬も15年強生きたけれど、亡くなる年は見ていられなかった、上早川のお寺で祀ってもらっています、共同墓へはたち日に毎年お参りに行っています。
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ペットに格上げ (yottin)
2017-01-09 18:40:09
わが家では私が生まれてから飼ったのは、犬が4匹、猫が8匹、そのうち犬3匹と猫7匹を見送りました。
もっとも男猫2匹は真冬に強羅鳴らして出て行ったきり戻ってきませんでした、男猫は死に姿を見せず、雌猫は家につくと言いますが本当ですね。
この頃の犬猫はペットで家族ですから、昔の家畜で外につながれた犬より格上になりましたね、だから葬儀や法要までしてもらえる、幸せですね。
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