inspiration-macrobiotique・随想古事記

マクロビオティックインスピレーション・随想古事記・日本語と歴史・バベルの塔・日々雑感

父の命日

2017-05-06 22:01:17 | 父の背負子3(雑記)

父の命日・・・・・あんなに大事にしてきた記念日であり祈念日でもある父の命日をすっかり忘れていて、2日前の今日になって突然思い出しました。20年前の5月8日に父は私の目の前から消えて、私の背中に回りました。それでこの父から受け継いだ一連の記事を『父の背負子・随想古事記』として毎年生前の誕生日と命日にご紹介をすることに決めていたのに・・・・・間に合って嬉しく思っています。

 

 

以下がこれまでご紹介してきた『父の背負子(随想古事記)』の記事内容です。いろんな方と意見の交換が出来たらいいなと思います。

 

父の背負子(随想古事記)

        父の願い   2010-04-30
        私の邪馬台国   2012‐10‐04
        随想古事記・はじめに   2012‐10‐05
        随想古事記Ⅰ・あめつちの・・・・・   2012‐10‐09
        随想古事記Ⅰ・イザナギとイザナミ   2012‐10‐12
        随想古事記Ⅰ・アマテラスとスサノオ   2012‐10‐15
        随想古事記Ⅰ・海幸と山幸   2012‐10‐23

        随想古事記Ⅱ・関連記事便覧   2012-10‐17
        随想古事記Ⅱ・神話と言語   2012‐10‐17
        随想古事記Ⅱ・天津神と国津神   2012‐10‐24
        随想古事記Ⅱ・アジアの神話と歴史   2012‐10‐31

        随想古事記Ⅲ・大和の心1  2012‐10‐26
        随想古事記Ⅲ・大和の心2   2012‐10‐27
        随想古事記Ⅲ・大和の心3   2012‐10‐29
        随想古事記Ⅲ・大和の心4   2012‐11‐02
        随想古事記Ⅲ・大和の心5   2012‐11‐03

        随想古事記Ⅳ・おそれながら・・私の仮説   2012‐11‐04
        随想古事記・おわりに   2012‐11‐06

        随想古事記前章・民族の形成   2011-04-11

        随想古事記前章・五色人の謎Ⅰ  2011-04-13

        随想古事記前章・五色人の謎Ⅱ  2011-04-14

        随想古事記前章・五色人の謎補(私の五色人説)    2011-04-21

          アインシュタイン博士の言葉    2012-08-17

        私の『中朝事実』    2013-11-03

 

 

追記:実は私の生家がいよいよ取り壊されます。引き継いでいた弟夫婦はもう立ち退いていて誰もいなかったのですが、先月の最後の日決心をして見に行きました。祖父母が槇林というか岡というべきか・・・・・その地を開き槇を製材し総槇の家を建てました。釘一本使ってないという大工さん自慢の家でした。その家で祖父母は庭を作り・・・・・敗戦後は父も農業をしました。母が嫁入りをし、私と弟二人が生まれました。二番目の弟はその家で死にました。父が自衛官になってからはその家を離れて暮らしましたが、折々の家の都合で小学生の時も中学生の時も飛び飛びに帰郷して暮らし、高校三年間は祖父母のもとでその家で暮らしました。その家の書棚で、講談全集を見つけ・・・・・修養全集を見つけ・・・・・白隠だとか浅見絅斎(?名前の文字が間違っているかもしれません)などという和綴じの本を見つけたり・・・・・私の心の中に大きな家だったと思います。そして退官後この家にもどっていた両親が余生を過ごしました。その家が間もなく消えてしまい、無残にも道を作るために6メートルも掘り下げるのだとか・・・・・父を送って丸20年、21回忌を迎えました。来年は母の13回忌です。そして、その父の年まで私も残すところ5年余り・・・・・

私は背中に負っている父(父の背負子)の奥に今を生きている命の声があると思っています。すべての命が過去の命を負って生きていると思っています。ですからみなアイデンティティを知りたくなりルーツを探るのだと思います。そんな中で私を通して残っている命の声を、『父の背負子・随想古事記』というカテゴリーにして記事を書いたつもりです。そしてそれが、これからに引き渡していきたい命の声だと思っています。現代社会は家系が薄くなった社会、それなら多くの若者に引き継いでもらいたい・・・・・と、ひそかな望みを持っています。そして私のオリジナルと言ったら変なのですが、私がオリジナルに得たこの世の解釈を『最終章・これを知るために』というカテゴリーにしました。これが残りの人生の課題だと思っています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする