貴乃花親方が現在の大相撲興行から消えることを決意したらしい・・・・・稀代の横綱の一人に間違いない貴乃花。神事と神事の美しさを追及して精進したであろう、あの四股の美しさ・・・・・どうして貴乃花を取り巻く広い意味での相撲界に『美しい日本』を慈しみ育む人物がいなかったのか・・・・・残念でなりません!!!!!
確かに幼稚さをにじませて、首を傾げさせる行動も多かった貴乃花、それでも神事とは何か、精進するということはどういうことなのか・・・・・・どうして誰もその精進を見守る者がいなかったのか・・・・・よしんば興行に明け暮れなくては成り立たなかったにしても・・・・・北の湖の死というものがこういうものだったとは・・・・・偉大な横綱になるかと思わせた白鵬が、あっさり『後の先』を捨てた時から、人材がいないんでしょうね。これでは国技の名が泣きます。面白くありません。