一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

あたたかや筍医者を自称して

2011年04月10日 | 

212

 

あたたかや筍(たけのこ)医者を自称して

 

20年前、椎間板ヘルニアで一ト月余り入院したことがある。腰痛は、職業病のようなもので、一病息災として仲良く付き合うしかない。

 

主治医の先生に、初めてお目にかかった時、「私は筍医者だから・・・」と申された。

私はきょとんとして、「はあ?・・・・・」

先生は「まだ藪にもなっていない・・・・」

「なーんだ、そういうことか」と笑って、一変にその先生が好きになった。20年前を思い出して、20年振りにできた、ほやほやの句である。

 

その時の医務室、看護婦さん、先生の表情などを鮮明に憶えているから不思議。

 

 

静岡・神奈川の県境の千歳川

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする