一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

花吹雪ここから二人で逃げようか  

2011年04月20日 | 

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花吹雪ここから二人で逃げようか  遊石

 

 花吹雪の舞う中、仲間と花見をしている。少し酔った作者が、隣の女に囁いた。「ここから二人で逃げようか」仲間を出し抜いて、とんずらする・・・・少し色っぽく、句会受けを狙った他愛もない平和な俳句のはずが・・・・

 

 とうとう私の知り合いの中に、海外へ避難する人が現れた。この俳句の冗談が冗談でなくなってしまった。地震・津波・原発の余波は、俳句の解釈にまで影響を与えている。

 

日本タンポポ

コメント
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