一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

224   窯焚きの炎柱春暁の箒星

2011年04月22日 | 

(かまたきの ほばしらしゅんぎょうの ほうきぼし)

 

この夏の計画停電が話題になっている。以前にも書いたが、日本の町は無駄な電気を消費し、余りにも明かる過ぎる。夜空が明かる過ぎて、星を眺めることもできない、いわゆる光害だ。

 

さて、14年前のことだが、都会でもアメリカのヘールさんとボップさんが発見したヘールボップ彗星を肉眼で眺めることができた。一等星よりも明かるかったのだ。

 

 その余りにも大きな彗星であったため、「宇宙人の宇宙船がやって来る」というような噂が広がったり、カルト教団の集団自殺を引き起こしたりした。天文学者は別として、人間の知識や判断は、その程度のものかと、暗澹たる気持ちになった。

 

 

 600度

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