一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

初燕戸籍調べの巡査来る

2011年04月17日 | 

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初燕戸籍調べの巡査来る  野里女

 

最近、都会で増えているのが、都会の餌をねらっているカラス、ヒヨやムクドリ。猛禽類も増えているらしい。減っているのがスズメとツバメだという。

 

ツバメは、典型的な夏鳥で、南方から渡って来る。農作物の害虫を捕食するので、古くから大事にされていて、人間の家の軒下を安全な住処としているのも異例だ。

 

ツバメが減っている理由としては、都会では巣の材料である泥が減っていることと、泥が接着しにくい壁材料が原因らしい。スズメも巣作りの場所が減っているかららしい。

 

さて、ある家に営巣したツバメのカップルが、次の年も同じカップルかどうか,戸籍調査したところ、メスは別のオスを連れて戻った。

遅れてやってきた憐れモトカレは、しばらく巣の周りをうろついていたが、諦めてどこかへ去って行ったという。

 

 

キスイセン(黄水仙)

 

コメント
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