嬰児を育てているのだろう。家の台所かどこかの隅に、役目を終えた空の粉ミルク缶が転がっている。ようやく離乳食の時期に入ったのだろう。嬰児の睡眠時間も長くなり、体重も増え、子育ても少しづつ楽になってきた。
親には早く成長してほしい思いもあるが、横たわるミルク缶から、過ぎ去ってしまった大変だった時間を振り返り、春を惜しむ思いとともに感慨は深い。
そして、育児はまだまだ続くのだ。
(シャガ)著莪
嬰児を育てているのだろう。家の台所かどこかの隅に、役目を終えた空の粉ミルク缶が転がっている。ようやく離乳食の時期に入ったのだろう。嬰児の睡眠時間も長くなり、体重も増え、子育ても少しづつ楽になってきた。
親には早く成長してほしい思いもあるが、横たわるミルク缶から、過ぎ去ってしまった大変だった時間を振り返り、春を惜しむ思いとともに感慨は深い。
そして、育児はまだまだ続くのだ。
(シャガ)著莪