水田竜子さんは水森かおりさんと並ぶ、ご当地ソングの女王と言ってもいいでしょう。
前曲『礼文水道』は、北の最果てを旅する女性の心情を歌っていました。さて9月4日に発売された新曲『桂浜哀歌』はどうかと思っていましたが、彼女の力強い切れ味がますます冴えています。
舞台は高知県で、今回は旅先での心境を歌った旅情演歌ではなく、主人公の女性は土佐出身です。土佐の女性は「はちきん」という有名なことばがありますが、そういう男まさりの気丈さだけではなく、その中に秘めた純真な想いを彼女がうまく表現していると思います。
この曲の特徴は、歌詞に土佐のお国言葉が使われているところで、サビの「あんた…好きながよ 好きながよ」の部分がカラオケでも一番の聴かせどころになるでしょう。
ますます快調な彼女の活躍から目が離せません。
https://www.youtube.com/watch?v=yOoEEVmV8ac
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