6時半起床。
宿泊者専用の展望温泉で汗を流す。広くはないが、貸切だ。
しかも源泉かけ流しである。
部屋へ戻って朝食。ヨーグルッペとレモンカスタードケーキ「いのち」。
ふんわり優しい味である。萩の月のレモン風味のような感じだろうか。
8時にホテルをチェックアウトする。
秋にまた寄らせて頂きます。今年は大漁でありますように。
帰りも鵡川駅から日高本線に乗る。
ここから先の廃線区間でも大半の線路は残されている。撤去費用が捻出できないというのが一番の理由だろうが、全国各地にある廃線跡のように遊歩道やサイクリングコースになったらかなり人気が出ると思う。
鵡川駅は無人駅である。ふと思ったのだが、冬の積雪時はホームの除雪はされるのだろうか。海沿いだからそもそもあまり積もらないのだろうか。
折り返しの列車が到着。この時間帯でも苫小牧からやって来る人が結構いる。
帰りは1両編成である。
鵡川駅では切符の販売がないので、整理券を取って乗車する。
発車時刻が近づくに連れて人が集まって来て、最終的には全てのボックス席が埋まった。
8時30分に鵡川駅を発車。
昨日とは反対の海側に座る。ただ、それほど近くはない。
海よりも沿岸部の工業地帯の景色が中心となる。
北海道電力の苫東厚真発電所。ここは石炭火力発電所なので、燃料となる石炭が大量に保管されている。
苫小牧港(東港)のあたり。船舶用コンテナが大量に平積みされている。
遠くに荷役用クレーンが見える。かなり大きな船が停泊できる港である。
勇払原野には鹿の姿がちらほら見える。
勇払川を渡る。
勇払という地名は字面も音もとてもカッコいいと思うが、この仕事を始めた当時は「ゆうばらい」だと思っていた。
大きな貨物駅が見えてきた。
苫小牧貨物駅である。年間の取扱量はどのくらいなのだろう。
苫小牧駅に到着。30分ほどの短い時間だが、楽しいローカル線旅だった。
先ほどの整理券を提示し、改札で切符を購入。
千歳駅まで移動し、お仕事。
思ったよりも早めに終わったので、「東亜珈琲館」で昼食をとる。
2回目の訪問だが、やはり雰囲気の良いお店である。
昨日までは温かかったのだが、今日はジャケットを羽織っていても肌寒い。ホットコーヒーが嬉しい。
トルコライスを頂く。
懐かしい味付けのナポリタン、デミグラスソースのメンチカツ、バターライス、サラダという組み合わせ。メンチカツが意外だった(普通はとんかつ?)が、とても美味しかった。
デザートのヨーグルトパフェで今回の出張を締めくくる。
駅へ戻る途中で座りたくなるベンチを発見し、少し休憩。
ちょっぴり寒いが、気持ちの良い場所である。時間さえあれば本でも読みたいところだ。
千歳駅から空港へ。昨日苫小牧駅でも見かけた新型車両の737系が停まっていた。いつか乗ってみたい。
新千歳13:10発のJAL510便に乗り、羽田へ帰る。
16時過ぎに帰宅。今回は大量のお土産を買い込んで来たのだが、娘のリアクションはいまいちである。変に工夫せずに、いつものじゃがポックルにしたほうが良かったか…。
娘と一緒に入浴。久しぶりなので、甘えん坊モードである。嬉しい。
夕食は、出張期間中にヘルプで来てくださっていた義母手作りのロールキャベツ。さすがの美味しさである。
妻と娘が昼食で食べたピザの残りも平らげる。
デザートは、実家の母が娘にと送ってくれた大玉スイカ。
旬には少し早いかと思いきや、とても甘い。
洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。
日付が変わる頃に就寝。