この辺りも朝顔を愛でる家が少なくなったように思う。以前だったら垣根に這わせて近所の人に美しい花を供してくれていたのに、何かことしは通りに見当たらない。それでもいくつか拾ってみた。歳時記によると朝顔は秋の訪れを告げるはなだそうで、実際には夏のうちから咲き始めているが、この花の姿に秋の気配が感じられるからです。「朝がおや 一輪深き 淵のいろ」蕪村 底知れぬ水を思わせる藍色の朝顔がある。このところ雷雲が発生する日がつづく。<岩殿山荘主人>
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<わが家のあさがお 9:03>
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<在所のあさがお 11:23>
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