ウチのカミさんは茶花を育てている。わたしには良く分からないが、侘びさびとか申しまして梅雨時の茶花はことの他質素である。庭の片隅に咲くクチナシがほんのりと香りを漂わせている。その甘い匂いと純白の花の純真さは、どこか可憐な乙女を思わせる。きょうもどんよりとした雨雲が梅雨空をおおっている。それに半ゲショウと盛りをすぎた虎の尾とあじさいが咲いている。蒸し暑く鬱陶しい日々がつづく。七夕でもある。<岩殿山荘主人>
<雨後のクチナシ 8:34>
<午後のクチナシ 14:30>
<半ゲショウ 14:29>
<虎の尾 14:31>
<ガクアジサイ 8:40>
<茶室の飾り花 6:54>