岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

松川風流亭

2011-01-12 20:01:08 | 外食レポ
続きです。


江の島を後にして(ほろ酔いで)江ノ電の江ノ島駅に向かいます。
時間が昼を多少回ったところだったので、この近辺で食事でもしようかな~・・・。
でもこの辺の食事処って観光地ナイズドなので、たとえ美味しくても割高感の強いやつだったりして・・・。


そんなところで見つけた松川風流亭。
すっかり写真を撮り忘れているのですが、この写真の横で串に刺した焼き魚を焼いているのに惹かれました。
こちらのお店は網元と契約していて、その日網に入った魚を丸ごと買い取ってメニューにしているらしい。
だから、結構リーズナブルな値段で新鮮な魚介類が提供できるという、魚っ喰いにはタマラナイお店であります。


というわけで、まずこちらのギンガメアジの塩焼き。
ギンガメアジはアジ科の魚ですが、同科の代表であるマアジなどより南方に住み、はるかに大きくなる種類です。
死滅回遊魚と呼ばれる魚の仲間で、大きくなる前の稚魚、幼魚が黒潮に乗って関東近辺の近海にもやってきます。
ただし冬になると水温が15℃を下回る海域の冬を越せず、また小さいため海流に逆らってなんかすることも出来ず、死滅してしまう、かわいそうな魚であります。


だからせめて食べよう・・・なにか間違ってますか?
いいえ、間違ってませんとも!ちっとも間違ってませんとも。

というわけで、このギンガメアジの供養の為にエビスビールも一献で献杯。

いいえ、何一つ間違ってませんとも。

魚1匹、ビール一本で終わらせようと思ったんですけど、ちゃんとしたお昼ご飯は食べてないので、もうここで済ませてしまいましょう。

というわけで、新鮮な地魚をお刺身にした「ちょこ網御膳」2100円を注文。
その日網に入った魚を提供してくれるので、出てくるまでどんな魚が盛られているかはお楽しみです。

さてやってきたのは・・・





お造りはくの字になった石鯛の活け造り、さざえにたこの卵・・・カップのサラダがお洒落。
あと正月バージョンなのか伊達巻、黒豆、酢蓮、松前漬けが盛り付けられてます。
清まし仕立てのつみれ汁もなかなか。


こちらは嫁が頼んだ「ちょこ網天丼」こちらも出てくるまでのお楽しみ。
鯵天、海老天、鯖の天ぷら。
鯖の天ぷらは大変珍しいですが、まだ脂が乗り切っていない小さめの鯖なのでこういうのは天ぷらに合いますな。
これが1300円というのはこういうところの価格としては結構リーズナブルだと思います。

・・・しかし・・・それに比べてこっちのちょこ網御膳ですが・・・「2100円にしてはちょっと寂しくないかい?」・・・と思っていたら!

仲居さんが「あと1皿出ますから、もう少々お待ちください」の声。
それがこちら



おお~!!これはすごいかさご1尾がこちらもくの字の活け造りで登場!
この他太刀魚、アジ、鯛の松毬造りなど・・・これはお酒が進んでしまうではないですか!!
というわけで、ビールはここまでで、この後はお酒をお燗してもらいました。

(*゜∀゜)つ坦アーッヒャッヒャッヒャッヒャ・・・

向かいに座る嫁も呆れる、昼酒のオンパレード。

一年の計は元旦にありならば、今年もこんな一年になりそうです。


【地図】神奈川県藤沢市片瀬海岸1-13-8



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