日々の覚書

MFCオーナーのブログ

Stay Home, Work Hard

2020年05月16日 18時40分44秒 | 与太話

例の緊急事態宣言もあり、我が社も勤務体制を変更した、というのは以前にも書いたと思うが、僕自身は、公共の交通機関をなるべく使用しないように、という事でここ一ヶ月ほどマイカーで通勤している。正直言うと、自分の車でCD聴きながらの通勤は結構快適だ(笑) 駐車場所の問題等もあり、これからずっとマイカー通勤となると、それはそれで面倒なのだが、まぁとにかく、緊急事態宣言解除までの期間限定でのマイカー通勤は悪くない。

さて、感染リスクを避ける勤務体制として、在宅勤務があるが、ついに僕も経験した。ま、今月に入ってからなので、遅いと言えば遅いのだが、恥ずかしながらインフラが整ってないとか、本部長が在宅勤務とかに積極的でないとか、自宅にネット環境がない等の理由で在宅勤務を拒否する者がいたりとか、そういった諸々の理由で、うちは(正確には、うちの部は)在宅勤務導入が遅かったのである。で、初めて経験した在宅勤務、まだ2回しか経験ないが、これが意外と快適である(笑)

僕の在宅勤務は、リモートの出来るノートパソコンを会社から借りて、家から会社のパソコンにアクセスして仕事する、というだけでのもので、テレビ会議とかはない。というか、出来ない(笑) 実は、リモート用ノートパソコンは1年くらい前に支給されていて、主に出張の時、宿泊先のホテルでそれを使って仕事したりしてた。だから、僕はいつでも在宅勤務OKだったのだが、前述した理由で、緊急事態宣言の出た4月は、在宅勤務はなかった。GW明けから、ようやく導入となったのである。

導入にはなったが、課員全員が毎日在宅勤務という訳ではなく、ローテーションを決めて、それぞれが週2回或いは3回在宅となる。何故、ずっと在宅でないのか、というのも前述した通り(笑)

あちこち、つまり知人やテレビやネットからの情報で、在宅勤務の功罪はあれこれあると聞いてたので、それを参考にしつつ、連休明けのある日、初の在宅勤務を迎えた。前日の退社時は、なんだか休日前夜みたいな気分だったな(笑) いつも出勤する時よりは遅いけど、ちゃんと朝目覚ましかけて起きて、着替えて(スーツじゃないけど)、朝食を摂って、テレビ見ながらだけど就業時間まで待って、時間になってからタイムカード押して(最近、ネットの勤怠システムに移行したので、出退勤の打刻はスマホなのだ)、それからパソコン立ち上げて仕事にかかった。僕は本来営業なので、事務仕事はほとんどないはずなのだが(笑)、在宅でヒマになってはまずいと思い(笑)、在宅用に事務仕事を残しておいたので、勝手が分からないから、まずそれから始めようとしたら、社内外から電話かかってきて、それの対応してるうちに昼になってしまった。いつもと変わらん(笑)

昼食済ませて、午後からは電話も落ち着いたので、在宅用の仕事に取りかかる。適度に電話やらメールやらに対応しつつ、事務仕事(リスト作りなのだが)に没頭していたら、いつの間にか定時になっていた。あらあら、意外と一日過ぎるの早いなぁ、なんて(笑)思いながら、初の在宅勤務は無事終了。

それから何日か過ぎてから、2回目の在宅勤務。この日も、1回目と似たような感じで一日終わった。する事なくて退屈とか、忙しすぎて何も出来ないとか、要領が分からなくて進まないとか、リモート不調で仕事にならないとか(実際にリモート出来なくて、途中から出勤してきた者もいた)、事前に心配された事は一切なく、実に快適に仕事が出来た。マジ、会社にいるよりはかどるかも(笑) 会社の他部署の人に聞いてみると、家にいると仕事ばかりしてる訳にはいかず、子供もいるし、家の中の事もしたりして、あまり仕事にならない、会社にいる方がいい、と言う人が多かったのだが、自分の場合、家には妻だけで、子供いないからうるさくないし、妻も邪魔する訳じゃないので、全然気にならなかった。時々お茶入れて貰ったりして、自分のペースで休憩とかも出来たし、内緒だけど、日中仮眠とかもとれたので、ほんと、やりやすかったな。なんかCDでも流そうかな、なんて思ったけど、さすがに止めといた(笑)

ちょっと前に聞いた話だけど、アメリカで、在宅勤務の人にアンケートを取った所、昼間から酒飲んでる、と答えた人が6割だったそうな。よほど、する事なかったのだろうか、いや酒飲みながら仕事してたのか。ま、それだけ、意識してか無意識か、たがが外れるというか、自制がきかなくなる人も多いようだ。先程、うちの上司は在宅勤務に積極的でない、と書いたが、多分、こういう面を危惧してるのだろう。確かに、会社にいる時と違って、在宅だと何してるか分からないからね。心配になる人はいるだろう。ただ、僕も会社で見てたけど、社内システムとかチェックしてると、在宅の人でもシステムいじってれば、どういう仕事してるか分かる。結局、慣れの問題なのだ。在宅する方もさせる方も。

在宅勤務で、一日が終わって、一息つくと夕食の支度が出来てたりして、普段、仕事終わってからすぐ夕食、なんて事ないもんで、ちょっと戸惑ったけど悪くない。りんじぃさんが言ってたけど、正に仕事終わってすぐ晩酌(笑) 会社にいる皆さんは、まだ仕事してるだろうに申し訳ない、みたいな事は少し感じたけどね(笑)

この在宅勤務、今月あと数回経験する予定。緊急事態宣言が解除されればなくなるだろうけど、この度のコロナ対策で広く行われた試みの中でも、コロナ禍が収束しても継続した方が良い事に入るのではなかろうか。会社に通うより、在宅勤務出来た方が都合がいい人は多いと思う。小さい子供とか要介護の家族がいる人とか。また、通勤の必要がなくなれば、わざわざ都心や大都市近郊に住まなくてもよくなる。地方で、もっと安くて大きな家を買って、都会よりも快適に暮らす事も出来る。そっちを選択する人が増えれば、人口が都市部に集中することもなくなり、地方の人口が増えて活性化に繋がるのでは。とにかく、現代の日本は何でもかんでも東京・大阪といった大都市圏に集中し過ぎである。それの解消に繋がるなら、各企業は在宅勤務導入を積極的に進めるべき。通勤手当等の削減にもなるし(笑)

とは言うものの、我が社は製造業でもあり、全員の在宅勤務は難しい。家では機械の組み立てとか出来ないしね。また、僕のように営業を在宅にするのも無理だろう。毎日、家から外回りに行って、旅費精算や報告書をきちんと出せば問題ないのかもしれないけど、それでいいのかどうか。うーむ。

テレビで見たのだが、とあるIT企業で、今まで出社と在宅の両方の社員がいたのだが、コロナ騒ぎで、しばらく全社員在宅にしてみたら、それでも全く問題ない事が分かったので、全員在宅勤務にする事にして、オフィスの賃貸契約を打ち切ったそうな。まぁ、それもいいけど、社長はどこにいるのかな? 自宅? あと、IT企業であるなら、業務用のサーバがあるはずだが、それはオフィスとは別にしてあるのだろうか。これも借りてるのかな。管理・メンテナンスは委託してるとか。全員在宅だと、基本的に社員同士が接触する事はない訳で、、それはある意味良いような気はする(笑)

と、それはともかく、個人的には、在宅勤務賛成である。ま、緊急事態での特別措置なもんで、実際ずっと在宅となったらどうなるか分からないけどね(笑) でも、新しいライフ・スタイルとして定着するのも、そう遠くない気はする。は?我が社ですか? 前述した理由で、当分ないと思います(爆) 


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