キマグレ競馬・備忘録

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アーサー・C・クラーク氏死去

2008年03月20日 | Book
SF作家のアーサー・C・クラーク(Arthur C. Clarke)氏が亡くなったそうです。
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映画「2001年宇宙の旅」の原作者でも知られている著名なSF作家のアーサー・C・クラーク氏が現地時間で18日の午前1時30分、スリ・ランカで死去した。90歳だった。
クラーク氏は1917年12月16日、イギリスのサマーセットの農家で誕生。第二次世界大戦中はイギリス軍でレーダーの専門家として従事。第二次世界大戦後はロンドンのキングズ・カレッジで数学と物理学の学位を取得。その後、1946年に発表した小説「抜け穴(Loophole)」でSF作家としてデビュー。1968年に公開された映画「2001年宇宙の旅」ではクラーク氏が1948年に発表していた短編小説「前哨(The Sentinel)」が原作に使われたことなどもあり、SF作家として世界的な名声を確立。1970年代に入ってからはロバート・A・ハインライン(1907-1988)、アイザック・アシモフ(1920-1992)氏と並ぶ20世紀を代表するSF作家と見なされていた。クラーク氏はSF分野の活躍だけでなく1945年には静止軌道上に通信衛星を置くという構想「Extra-Terrestrial Relays - Can Rocket Stations Give Worldwide Radio Coverage?」を発表。現代の静止衛星の発祥者としても知られている。【Technobahn】
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彼の名前を知ったのは、1980年代に「2001年宇宙の旅」の映画のリバイバルを見たときでした。映画のほうは、現代の騒々しいSF映画とは違って、とても静かで神秘的で哲学的な内容だったと記憶しています。これを機に彼の小説もいくつか読んだのですが、実は映画ほど記憶に残っていません。これは個人差もあると思いますが、SFは小説よりも映像のほうが伝達手段として優れているように思います。おそらく小説だけだったら、彼もこれほど知られることはなかったかもしれません。


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