メーター検針員の苦労話。
「テゲテゲ日記」というタイトルを見て、すぐに鹿児島の話だと判った。鹿児島弁で「テゲテゲ」とは「適当にやる」という意味。若い頃にテゲテゲな人の話は沢山聞いたし、自分もテゲテゲな奴だった。(^^;)
この本は、メーター検針員の日常を描いた日記で、仕事の苦労話を紹介する。副題は「1件40円、本日250件、10年勤めてクビになりました」。デスクワークの出来高制であれば悪くない仕事だが、検針は、例えば一戸建ての場合、敷地内に入ってメーターを読み取る必要があり、猛暑の日も寒風の日も一軒一軒廻って検針するのは、想像するだけで大変な仕事だ。特に著者が居た鹿児島は自然豊かな所なので、気候だけでなく虫や動物等も検針の障害になる。家の構造や立地条件、メータの設置場所によって検針の難易度が違ってくる。また人への対応も重要で、居住者や周囲への配慮も必要だ。普段全く気にしていなかった検針員だが、この本を読むと彼等の仕事への気配りが必要と感じた。
この本は、メーター検針員の日常を描いた日記で、仕事の苦労話を紹介する。副題は「1件40円、本日250件、10年勤めてクビになりました」。デスクワークの出来高制であれば悪くない仕事だが、検針は、例えば一戸建ての場合、敷地内に入ってメーターを読み取る必要があり、猛暑の日も寒風の日も一軒一軒廻って検針するのは、想像するだけで大変な仕事だ。特に著者が居た鹿児島は自然豊かな所なので、気候だけでなく虫や動物等も検針の障害になる。家の構造や立地条件、メータの設置場所によって検針の難易度が違ってくる。また人への対応も重要で、居住者や周囲への配慮も必要だ。普段全く気にしていなかった検針員だが、この本を読むと彼等の仕事への気配りが必要と感じた。
因みに、自分の実家は著者の担当地区にあるが、この地域でいくつか困った事例が取り上げられている。著者は何度も心臓が止まるような思いをしたらしいが、読んでいる自分も実家の事例が出てくるのではないかとヒヤヒヤした。(^^)