今迄に買った物があまりないのですが、食品や衣料品などでしょうか。
ヘアバンドなども買った事があります。最近はスパッツなど、黒以外で購入したいと思い探す事があります。
以前、カラフルな物が売られていて嬉しいと思ったのですが、サイズの合うものがなく見送ってしまいました。
短めのスカートにはスパッツ。便利ですよね。
今迄に買った物があまりないのですが、食品や衣料品などでしょうか。
ヘアバンドなども買った事があります。最近はスパッツなど、黒以外で購入したいと思い探す事があります。
以前、カラフルな物が売られていて嬉しいと思ったのですが、サイズの合うものがなく見送ってしまいました。
短めのスカートにはスパッツ。便利ですよね。
7月16日、渡航して3日目です。イギリスに入ってからも3日目になります。
この日の日程は、ホテルにて朝食後、陶磁器の町:ストーク・オン・トレントを訪れながら、湖水地方へと向かうスケジュールになっています。ホテルも2ヶ所目の宿泊先に向かいます。
さらに日程のスケジュールを見ると、
「午前、ウェッジウッド・ビジター・センターを訪れます。市内レストランで昼食後、午後はウィンダミア、ヒルトップを訪ね、世界一有名なうさぎピーターラビットの生みの親、ベアトリクス・ポターが愛した村・ニアソーリーにあるヒルトップを訪れます。」とあります。
私のメモはと言うと、
「マロニエ、ボダイジュ、ブナ、ヨーロッパ人の好きな木。
オーク(イギリスの国木)ウッドレア(フジウツギ)紫・ピンクあり。
ウエッジウッド11時45分」
とあります。
こうやって自分の書いたメモを見ていると、日を追うごとにメモは少なくなっているようです。
そこで思いついたのが、最初に見つけた旅行の書類の山です。日にちごとに日程を見てパンフレット類を整理してみました。
今日はその整理に追われていたので書き込みも少なくなってしまいました。入場券やレシートなどには日にちと時間のあるものもありました。こちらの日時の方が確かそうです。もう書いてしまった場所のパンフレットもあり、後からあれこれと調べて訂正するかもしれません。今日は疲れました。
15日のメモは終わりましたが、アルバムの写真の日付15日から、昼食レストラン、そのレストランのある場所の街並み、車窓の風景(また羊)、そしてシュードリー城へと続きます。
(昼食のレストランがあった場所の街並み。この日の昼食は何時食べたのでしょうか、かなり遅い時刻だった気がします。15時半、16時頃なのかもしれません。)
シュードリー城のアルバム写真、初めはケシの花から始まります。ラベンダーの紫の花、そしてお城の敷地から眺めた羊、羊、羊。
羊を眺めていると、いつしか男性が現れ、野を突っ切り羊のいる放牧場中央に出て来ました。私が見ていると、羊達の群れの中から可愛い子羊を抱き上げました。
子羊は男性の胸に抱えられると、その小ささが際立ち益々可愛らしく見えたものです。私は目を潤ませて、笑顔を向けて、子ヒツジを見つめてしまいました。
と、子羊を抱えた男性がこちらを向いて何か話して去って行きました。意外な事だったので、勿論、私は何を言われたのかさっぱり分かりませんでした。こんな風に異国の男性から声をかけられたこと自体が不思議な気がしてぼんやりしてしまいました。私にとって物以外の異文化との交流でした。手にカメラを持っていたのですから、彼には私が観光客という事が分かっていたと思います。
「あなた、夕飯に誘われたわよ。」
振り向くとAさんが後ろに立っていました。
『そんなことを言われても、まさか、見ず知らずの旅行者の私を?』そう思いました。
それで、私はAさんに、にこやかに冗談でしょうと言うと、羊を見ていただけよと話しました。その場で話しを始めた私とAさんは、時間に気付くともう行かなければと、元の団体の一行に加わるために連れだって道を戻って行きました。
私はどうやら城の外れにある、牧羊場の境の場所に立っていたようです。羊達のいた草原は、そこから一段下がった場所にあったような気がします。シュードリー城の敷地内なのか、もう隣の敷地になるのか、私にはそんな事は全然わかりませんでしたが、この段差の境を超えて下りない方が良いと思いました。私は見晴らしの良い小高い所から羊たちを眺めていたのでした。
(水溜まりの水。黄土色です。漣一つ立たない静寂な水面に、この土地の土の色なのかなと思いました。土の質が違うせいでしょうね。不思議な色だと思ったものです。)
キフツゲイト・コート3
キフツゲイト・コートのチャンネル3個目です。
デージーなどの可憐な植物を緑の地上に見つけながら、私はりんご園に迷い込みました。果樹園らしく、リンゴの木が何本も等間隔に並んでいました。まだ青く小さな実に、何の木か判断できずに歩いて行くと、地面に黒っぽい鳥がいました。臙脂色がかった黒色というような、赤みを帯びた黒色です。この鳥は盛んに地面を突いて土を掘り起こしているようです。
その内口ばしにうまく餌をくわえ上げました。そこで私はこの鳥が食事中だったのだなと分かりました。奇麗に刈り込まれた草の先を見ていくと今度は鳩がいました。これは鳩だと分かる鳥でした。
目を上げると果樹の枝に赤く色付き始めた実が有り、ここで私にはこれがリンゴの木だと分かりました。ここに植えられていた全ての果樹がりんごでは無いかもしれません。が、落ちついて整然と並ぶ木々の並び方に、ここが果樹園である事はよく分かりました。
更に見渡してみると、口ばしが黄色い黒い鳥、しっぽをぴんと上げて姿勢よく胸を張っているような姿をしている鳥を見つけました。何だかかっこ良く思いました。異国の鳥を見ていると微笑ましく、私は微笑してしまいました。
自然の風景を眺めていると、時間の経つのを忘れてしまいそうです。が、しかし、私は皆と別れてから結構時間が経つことに気付来ました。時間が気になります。時計を見ながら他のツアーの人々を探す事にして、私は急いで静かに果樹園を離れました。
キフツゲィト・コート2
キフツゲィト・コートのチャンネル2個目です。
ここは花も美しく、バラ園が奥にあったようです。ツアーの一行は、皆急いで美しいバラを見るのだと言い、私の目の前を瞬く間に遠く走り去って行きました。
私は家の夏のバラ、それ以前に、7月か8月頃に新宿御苑でバラ園を眺めた事がありました。そして、その夏のバラの余りの精彩の無さにがっかりしました。それは気落ちしたと言っても良いものでした。「園」と言うからには咲き誇る多くの美しいバラを見る事が出来る。そう期待して御苑に入場した反動でしょう、私は、バラにも咲く見頃、いえ、見れない頃がある事を知りました。
この時私は、その時の夏のバラの状態、それを見た時の自分の失望感を思い起こしていました。気持ちが泥水の水溜りに沈み込むような感情でした。
私は入場してすぐの奇麗な芝の道を急がずに歩いて行きました。両側に見目麗しく、新鮮で見頃の花々が咲いています。誘われるように手にカメラを取り上げると、パチリパチリと撮影し始めました。自然に歩は緩やかになって行きます。