眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

モトカノ

2013-08-28 09:00:10 | ショートピース
深く落ち込んだので原点位置まで返って詩人の家の扉を叩いた。回復に必要な言葉を選び取って、いつかのように詩人の手元に預けようとした。「もう詩はやめたんです」ごめんねと女は言った。「3年前に」冷たく突き放すのではなく、温かく包み込むような微笑の中に3年の歳月が流れる。#twnovel

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