眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

グループに参加できない人 ~はてなブログのジャンパーたち

2024-01-30 00:42:00 | ブログ反省会
 グループとは、部活やサークルのようなものでしょうか。お同じ趣味や世界を共有できることは、老若男女問わずに楽しいものです。
 はてなブログでは、ただ記事を書くよりも、グループに参加してから書く方がいいようです。探すにも探されるにも、何についての記事かわからないものよりも、ある程度テーマが絞ってあると便利な面があるでしょう。

「グループは誰でも参加できる」

 確かにそうは書いてありますが……。
 まずは雑談でもとアプリから参加のところをタップすると、画面が切り替わって真っ白いページに飛ばされます。処理中か? と少し様子をみているといつまで経っても、ページは白いままです。調べてみると、どうも現在アプリで問題が生じているようです。

(誰でも参加できるが今はできない)

 気を取り直して、今度はアプリを経由せずにログインして、グループ参加を試みました。(対処法の中にもあったはず)
 すると瞬時に画面が切り替わって、インディードのページに飛ばされました。

「お前はもっと働け」
 そういうことか……。誰でもというのは、建前みたいなものだったのだな。でも、妙な話です。

(ん? インディード)

 インディードは、最近、僕が見たことのあるページでした。誰もがインディードに飛ばされるはずがないではないですか。おでかけネットに飛ばされる人もいるでしょう。

「お前はもっとどっか行け」
 などと言われます。

 退屈なブログのページに飛ばされて、
「お前はもっと眠くなれ」
 と言われる人。

 月までも飛ばされて、
「お前はもっと外から地球を見つめ直せ」
 と言われる人。

 思い切り火星まで飛ばされて、
「もっと孤独の意味を知りなさい」
 と言われる人。

 意に反してグループに参加できなかった人々が、飛ばされる先々で様々なことについて考えさせられる。そんな風景が想像できてしまいます。まさに狐に化かされたような気分ではないでしょうか。

 実際にはてなブログのグループには、どのようなものがあるのでしょう。雑談・日記を書くグループ、小説を書く人、落語研究会、ミステリー・サークル、コーヒー好きの仲間、ドリブラーを応援したい、UFOを観る人たち、将棋同好会、noteを書いてよかった人、パンク・ロックが好きだ……。公式のとは他に、有料のPROでは自らグループを立ち上げることができるとのことで、それならほぼ無数に存在してもおかしくはありません。

「早く私も参加して、グループ人間になりたい」

 そう感じるのも自然でしょう。しかし、逸る気持ちを抑えて、じっくりと自分の記事を書きためておくのはどうでしょうか。
 そして、いつか環境が整備される時を待って、
「待ってました!」
 とばかりにグループに参加し、記事を投稿するのです。

 飛び切り面白い記事を書く必要はありません。
 あまりに自分で納得して満足できるようなものを書いてしまうと、それはそれで怖い話もあるのです。

 実際にそれを読んだ人の反応が、
「何か眠くなるな」
 だったら、それでもあなたは平気でしょうか。
(骨折り損のくたびれもうけだ!)
 と吐き捨ててペンを投げてしまうかもしれません。
 そうならないように、適当なところで切り上げることも考えておくとよいでしょう。

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退屈/孤独/芸術

2024-01-15 18:51:00 | ごく短い日記
カーテンを引く彼女が

今日は現れなかったので

僕は窓の外ウォッチャーになっていた


いつまでも見ていられる気がして

いつまでもそうしている内に気がついた

きっと自分の内に向かうためには

退屈も必要なのだ

孤独も必要なのだ


もしもあなたが芸術家ならば

ただ「寂しい」と感じるのではなく

それも1つのチャンスなのだと

受け止めてほしい

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noteを離れてわかったこと

2024-01-09 11:13:00 | ブログ反省会
 noteを離れてわかったことは、やることが1つ減ったということです。人間の時間は1つ1つの動作によって奪われていきます。1つと言っても決して小さいとは言えないのではないでしょうか。

 noteとは、SNSの一種です。ブログに似たものだと捉えることもできそうです。noteをしていたと言っても、やっているのはgooブログと全く同じでした。ブログで書いて思い入れのある記事を、そのまま時間差で投稿しているだけでした。なので、やめたと言っても、元々やってもいなかったとも言えます。

 noteには「スキ」というのがあって、赤く灯るのは、何かときめくところはあるような気がします。しかし、無差別に「スキ」しまくったり、「スキ」を自動化して量産するツールもある。なんて話をきくと、流石に萎えるものがありますね。 

 SNSにありがちですが、最初は多少の交流的なものもありました。創作活動とは言っても、ささやかな交流は励みにもなるものです。だけど、不思議とだんだん下火になっていきます。(まあ、自分から行くことがないのだから、必然だとも言えましょう)

 自分なりに頑張ったもの(それなりによく書けたと思えるもの)ほど、それに反して共感は得られないような気がします。頑張ったようで頑張っていない。それなりくらいでは何も響かない。そういうことも言えますが、そもそもほとんど誰も読んでいないのです。目につく機会さえ乏しいものです。詩や小説のタグやお題に、どれだけの力があるでしょうか。
 ああ、そうだったな。改めて気づいて、急に思うのです。

「ここで何やってるのだろう?」

 それだったら、もっと他に動作を向けてもいいのではないか。コーヒーを飲んだり、読書をしたり、食べ歩いたり、山にこもったり……。他にすることはないのかなとそんな気持ちになることがありました。

 noteには無料プランと有料プランがありました。(ブログでもそういうのが多いですね)noteには、マガジンというのがあるのですが、gooブログで言う「カテゴリー」みたいなもです。それが無料のだと確か10ほどしかできなかったと思います。たった10? gooブログも以前は少なかったように思いますが、今は無料でも100カテゴリーは作れます。(誰が100ものカテゴリーを必要とするの?)でnoteの有料プランに入るともっと増やせるということで、結局入ってマガジン30くらい作っていた時期がありました。それである時、マガジン(カテゴリ)増やすだけのために月500円とか払ってていいのかなと思い直して抜けました。noteの話も長くなってしまいました。

「何か眠くなるな」

 どこからかそんな声が聞こえそうです。
 それで年の瀬くらいに下書き保存していた記事を全部出し切って、noteはやめてしまいました。何か昔たくさんいた自分の周りの人がみんなやめていったような気が、かなり前からしていて。どうしてかなとか思いながら、モチベーションが下がってしまいました。
 まあ、やめたと言いつつマイページは残っていますし、いつでもまた始めることもできます。

「もうフットボールは引退します」

 と言っても、「引退を撤回します!」と言えば、再び始めることも可能なわけです。将棋ウォーズも1日指さず、2日指さず、と続けていけば、自然と離れていくこともできます。でも、ログインすればいつでも再開はできます。だいたい何でもそうですね。
 何かけじめをつけたくて「やめた」と言ってみたくなることもあります。まあ人間さえやめなければ、いつでも復活することはできるのではないでしょうか。
 何か違うと思ったら、一旦離れてみるのもいいかもしれません。

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