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指して駄目な手

2009-07-16 02:08:28 | 将棋
日曜教室で竜君と2局指した。
最近は、実力も付いて来て積極的に私に挑んで来るようになった。
もう少しで勝てそうな相手ランクにのターゲットになったみたいで嬉しい。
1局目は、竜君独自で考えた角交換イヤダ戦法からの構想で来た。
良い悪いは別にして、定跡書に頼らず自らの発想で将棋を組み立て自力で指す。
こんな風景が、実戦でも多く見られる様になった。
定跡は後からでも覚えられるから、遠回りでも竜システムを磨いて欲しい。


さて、下の図は2局目先手竜君の早繰り銀VS私の腰掛銀対抗戦。
子どもは、空中戦も含めて、こんな激しい将棋が好きなんですね。

▲3五歩△同歩▲同銀に△8五歩と伸ばす。

指して駄目な手は、▲7七銀。
先ほどの一歩交換で△8六歩▲同歩△8五歩からの十字飛車が待っている。

プロの先生の対局では、▲7九玉が最近指されている手ですが、▲2四歩と攻めて来た。

とりあえず、第一関門通過。

蛇足ですが▲5八金とか、もう一手入れると後手も△4四歩と突いて▲3五歩の仕掛けが難しくなる事を、理解出来るように成って来ている。


そして、▲2四歩△同歩▲同銀に△5五角と千駄ヶ谷の受師になった気分で角を打って反撃。
こちらも、ここから先は実戦経験無いから双方実力の戦いになった。

もし、子ども教室をやっていなかったら、生涯こんな怖ろしい戦法は戦わなかっただろうが、こうやってみれば、なかなか興味惹かれるものです。
将棋の奥の深さの面白さなんでしょうね。(笑)

飛車取りになってるから、受ける手ですが▲4六角か▲3七歩の二者選択で迷いながらも▲3七歩を選んだ。

▲4六角は△同角の後、4七の地点が空間になり後手から角打ち~馬を作る変化を与えて悪いらしい。

それで、迷いながらも第二関門通過。


二筋で銀交換後、▲2六飛と浮いた手に対して、△8六歩▲同歩△同飛と、こちらも飛車先を切る。

竜君は、▲8六歩と打ち自陣への矛先を収めたが、この手は悪いらしい。???
定跡書では、「△8二飛と引かれてつまらない」と書いてある。
指してる時は、▲7七桂かなと思っていたが、やはり▲7七桂が正解でした。

後に、後手の飛車が8二へ引いた時、▲8四歩とか▲8三歩とかの反撃を含んでいる。



次回からは、ここから▲7七桂からの指定局面みたいになりそう。(笑)
ここから、どう指せば良いのだろうか。?

新しい楽しみになりました。



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