リュウセイ君先勝で迎えた第二局です。
ユヅキ君、伝家の宝刀端角中飛車を採用して来ました。
ウッキー師範が伝授してから、この戦法一筋で指している。
早く終盤になれば良い人なので、肌に合うのかもしれません。
打上の席で、ウォーズ弾丸四段まで行ったが、ここから五段になかなか行けないと語ってました。
若いって素晴らしい。
小さい頃から指しなれているリュウセイ君は、平然と駒を進め少し優勢になりました。
先手の銀を押し返した後手でしたが、▲5七歩~▲6六歩と今度は先手が銀を押し返しています。
この手の力戦は、一発流れ弾が中と沈んでしまう。
AI解析では、この歩を取って銀を捨てるのが最善と評価してましたが、人間界では取れませんよね。
なんだ神田の明神下でもないが、妖しい手を繰り出した先手は飛車の捕獲に成功する。
普通に指すなら△6四飛だが、
これだと角と交換されて飛車を打ち込まれて順当に負けると判断したのか、
飛車を見捨て勝負に出ました。
リュウセイ君。
不利を自覚しながらも、勝負手を連発して逆転の絢を求める。
丁寧に対応している先手でしたが、追い付かれた感じになりました。
最後は、この局面から即詰めに打ち取りユヅキ君一番返しました。
そして決着は最終局へ。
飛騨の将棋の祖は、高山将棋愛好会で、そこから飛騨支部が誕生しました。
毎年一月に滝井杯があり、多くの愛好家で覇を争いました。
最後の優勝者が私なので、預かっていますが新春のプロ棋士指導対局イベントと
併設して新しい大会を企画しようかと思ってます。
友人だったんですね。東大に進学された北村さんと度々東京で会われていたようで滝井先生の著作の中で
北村さんらしき人が出てくるのを読んだ記憶が
あります。
子供の頃に良く指した子供たちも立派な社会人に
なられて飛騨地区の将棋の灯を継いでくれると
うれしいです。
コメントありがとうございます。
北長さん。
お世話になりました。
そんな関係でしたか。
形は変われど、繋がって行けば良いと願ってます。