教室での対戦中、何やら騒がしい。
「静かにしなさい」と注意するが、また騒ぎ出すので良い手を思いついた。
対局で挨拶以外話をしたら、話しかけられた人が手をあげなさい、そうしたら相手を反則負けにします。
これ効果抜群で、小さいながらも何回も将棋大会に出ているアスリート、負けるのが嫌なので静かになった。
対局以外でも騒ぐ子は、ポイント戦の勝ち星没収すると、次回からは範囲を広げようかな。
(こんな事したくないので、それなりに過ごして下さいね。)
高校新人戦の出場を目指して、コータ君とサトウ君がバーサスに来てくれた。
25分切負けルールで、本番と同じモードで始めた。
先ずはじめはコータ君。
ヒロ君との戦いで磨いた、ある形に組んで負かすモードで叩き潰そうと挑む。(何気に大人げない)
それでも毅然と挑んで来るコータ君、何やら気迫で圧倒されそうになってしまった。
次はサトウ君。
この子は、高校生になった頃から始めたので、今は定跡手順に忠実で棋風も、本格的に歩の後ろから駒が出て来る感じで、ここまま続ければ相当な所まで行けそうである。
2年前くらいは、対局経験が少なく次の一手が分からず長考に次ぐ長考だったが、その時の努力が実り最近では早く指せる様になって来たのが大きな進歩、本番では切負けしないように注意して下さい。