
持駒:無し
前回、掲載した画像に出てました問題です。
金が守って居ますので、これを何とかして詰ませます。
そこで、詰将棋の手筋を使います。
・退かす。
金が強力なので、捨て駒等をして金を移動させる。
・避ける。
金が強力なので、相手しないで金の守備範囲以外から攻める。
・取払う。
強い守り駒の、金を取ってしまう。
これらの3つの手筋で、何を使えば良いか唱えてヒントを出して居ました。
なぜマリ子なのか?

始めての子には、ここから教えます。
いわゆる、頭金の一手詰め。
基本は、王様の上から王手しましょうとAKBの歌をもじって、「上からマリコ」と昔教えていました。
これを復刻版したら受けたので、使っています。

持駒:金・金
一手詰を理解したら、三手詰にしてみます。
逃げ方たくさん有るので、取られる場所も含め全部逃ます。
これを根気に何回繰り返し、身体で覚えて頂きます。

持駒:金・金・金
そしてメイン。
玉を詰む場所に、誘い込む手筋の捨て駒を人生初体験して貰います。
詰将棋の手筋は沢山あるので、毎週教えていたシリーズがあり、この度に「1番目のマリ子」から2番目・・・となりマリ子教となりました。
単なるバクリです。



この問題は、守り駒を取払う手筋を使いますが、飛車で金を取る前に、退路封鎖の手筋を織り混ぜます。
清野先生の、綺麗な作品になってます。