10月14日(火)10月13日の続き
北村家住宅 神奈川県秦野市堀山下 1687(貞享4)年
国指定重要文化財 解体移築の際、貞享4年の墨書年号が発見された
伊藤家住宅 神奈川県川崎市麻生区金程 17世紀末~18世紀初頭
国指定重要文化財 居間の床が竹のスノコでした
ボランティアの方が2・3棟の民家で囲炉裏に火を焚いてくれ、来園者は床上に上がり民家の解説を聞いたり、囲炉裏端でくつろぐ事が出来る場を提供してくれています。
太田家住宅 茨城県笠間市片庭 17世紀後半
国指定重要文化財
藁・竹細工の講習や作品の販売をしていました。
室内の展示物で竹で出来た祝儀袋の熨斗(のし)の様なものを目にしました、オミキグチと書いてあったので帰宅して調べました。
御神酒口(おみきぐち みきのくち みきくち)と言い
神棚等にお供えするお神酒徳利の口を飾る縁起物で、紙・竹・板を薄く削った(経木きょうぎ)・真鍮(しんちゅう)・ブリキ製や常緑樹(杉、桧、松など)の小枝を口に挿す等いろいろな種類があるそうです。
そう言えば工事の起工式・上棟式・竣工式等の神棚の御神酒徳利に御幣や真鍮(しんちゅう)の飾りが差さっていたのを思い出しました。
作田家住宅 千葉県山武郡九十九里町 17世紀後半
国指定重要文化財 九十九里浜の地引き網漁の網元の家
今日はこれで終わり、次回は岡本太郎美術館・伝統工芸館も見たいと思います。
歴史的建造物の野外博物館としては、愛知県犬山市の明治村が有名ですが、関東にも歴史的建造物や消滅しつつある古民家を永く将来に残すことを目的にした野外博物館が何ヶ所もあります、まだまだ当分楽しめそうです。