ヨボ爺の与太話

街の見て歩きを投稿したのは昔の話、
今はヨボ爺が日常の与太話をたまに投稿する、
子供の絵日記の様なブログです。

川崎 日本民家園-3

2008-10-14 14:24:55 | 美術館,博物館

10月14日(火)10月13日の続き

images 北村家住宅 神奈川県秦野市堀山下 1687(貞享4)年

国指定重要文化財  解体移築の際、貞享4年の墨書年号が発見された

   images 囲炉裏

images  伊藤家住宅 神奈川県川崎市麻生区金程  17世紀末~18世紀初頭

国指定重要文化財  居間の床が竹のスノコでした

   images 囲炉裏 images 外人の方も日本の古い文化に接してくれています

ボランティアの方が2・3棟の民家で囲炉裏に火を焚いてくれ、来園者は床上に上がり民家の解説を聞いたり、囲炉裏端でくつろぐ事が出来る場を提供してくれています。

images 太田家住宅 茨城県笠間市片庭  17世紀後半

国指定重要文化財

   藁・竹細工の講習や作品の販売をしていました。    

室内の展示物で竹で出来た祝儀袋の熨斗(のし)の様なものを目にしました、オミキグチと書いてあったので帰宅して調べました。 images images

御神酒口(おみきぐち みきのくち みきくち)と言い 

神棚等にお供えするお神酒徳利の口を飾る縁起物で、紙・竹・板を薄く削った(経木きょうぎ)・真鍮(しんちゅう)・ブリキ製や常緑樹(杉、桧、松など)の小枝を口に挿す等いろいろな種類があるそうです。

そう言えば工事の起工式・上棟式・竣工式等の神棚の御神酒徳利に御幣や真鍮(しんちゅう)の飾りが差さっていたのを思い出しました。

images 作田家住宅 千葉県山武郡九十九里町 17世紀後半

国指定重要文化財 九十九里浜の地引き網漁の網元の家 

今日はこれで終わり、次回は岡本太郎美術館・伝統工芸館も見たいと思います。

歴史的建造物の野外博物館としては、愛知県犬山市の明治村が有名ですが、関東にも歴史的建造物や消滅しつつある古民家を永く将来に残すことを目的にした野外博物館が何ヶ所もあります、まだまだ当分楽しめそうです。

コメント
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