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ヴィンテー爺の与太話

街の見て歩きを投稿したのは昔の話、
今は日常の与太話をたまに投稿する、
子供の絵日記の様なブログです。

東京都庭園美術館

2008-12-08 19:02:12 | 美術館,博物館

12月8日(月)

東京都庭園美術館1930年代・東京アール・デコの館(朝香宮邸)が生まれた時代展を見に出かけました。

今日はフロア・レクチャー(学芸員による展示解説)があります、入場券を購入したらドレスコード割引で団体料金になりました、何時もの様に帽子を被っていただけなのにすごく得した気分。

東京都庭園美術館では、ドレスコード割引と云うユニークなサービスがあり今回は「紳士淑女の帽子スタイル」、帽子を被って来館すると団体料金で入場出来るのです

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フロア・レクチャーまで時間があるので庭を散策、少し遅いけど紅葉がきれいです。

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入口で迎えてくれるのは、フランスの宝飾デザイナーでガラス工芸家のルネ・ラリックの作品、女神像のガラスレリーフです。 

玄関ホールに集合、学芸員の方によるフロア・レクチャーの始まりです。

1930年代は関東大震災からの復興直後にあたり、通信手段・交通の発達・生活の近代化・女性の社会進出が盛んとなり、今に至る近代生活の始まりの時代であったことを、展示されている風景画・写真・絵葉書・広告デザイン等から、30年代の東京にみられる建築・日用品・ファションなどモダーンと呼ばれたアール・デコがどのように広く街中で受容されていたかとか、アール・デコの館と呼ばれる朝香宮邸で働いていた女性(随分高齢のはずです)の方を訪ねて聞かれてきた、当時の暮らしの様子を館内の紹介に交え説明されて、興味津々アッと云う間に時間が過ぎてしまいました。

最後に麻生現総理の祖父吉田宰相が戦後の一時期大臣・首相公邸として使われていた様子が毎日新聞(権力の館を歩く 御厨 貴 東大教授 毎月第3木曜日 朝刊)に掲載されるので興味のある方は見て下さいとの事でした。

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館内は撮影禁止なのでHPから借用しました。 

レクチャーして頂いた学芸員の高波さん ありがとうございました。

次は撮影OKな来年の建物公開の日に訪問します。

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