7月1日(日)
11年前の3月末にサラリーマンを卒業し、家に籠って濡れ落葉・病葉にならない様にボランティアと
趣味のサークルに入る事とその様子をブログで残そうと思い、本を見て色々探しgooブログでと
決めデビュー挨拶の数行を恐るおそる投稿した記念日です。
サラリーマン時代と違い周りに質問できる人も居ないし、三日坊主と大の仲良しの私に
続けられるのか等と不安が一杯、でもぞの思いで出発し11年続けられたのは
無理せず書ける時だけ書くが 要因の一つだし、思っていた以上に多くの訪問者があり
コメントして下さる方もいて、とても励みになりここまで来れました。
また1年後に目にした毎日新聞の記事に全部ではないですが、
染みついた習い性は遺憾ともしがたいと思いつつ の部分は共感でき、
<毎日新聞>2008.03.31朝刊 おやじの居場所 移動の快感 加藤 仁 (2009年に62歳で病気のため亡くなられたそうです) 移動していると頭が冴える、脳が活性化する、と言う人たちが数多くいる。私もそう実感している一人である。私の書いたものを読んだ方から「取材で各地に出かけるのは大変でしょう」とよく言われるが、私自身、移動するのを苦痛どころか心地よく思っているので「楽しくやっています」と答える。私の好きな居場所といえば、さしずめ列車の中とか,歩いている道とか,移動中の場所になる。小旅行と呼ぶほうがぴったりする遠出の「散歩」を毎日のようにしている定年退職者がいる。晴天の日でも雨の日でも、電車を乗り継いで気分の赴くままに出かける。神社仏閣めぐりをしていると知人友人には語っているようだが、それは口実であり、あくまでも移動することに「散歩」の目的があった。「家にいるとマイナス思考ばかりしていますからね」と語る。この60代の元技術者は、在職中の充実した日々を振り返ると、飛行機や新幹線に乗って移動している自分が浮かぶ。書物の大半はすべて、こうした移動の折に読破したと言う。脳の活性化に加えて自分がいきいきとして生きた時代を忘れたくないための「散歩」でもあるのだろう。間もなく定年の素材メーカーの販売部長は、巣立っていった子供の部屋に防音壁を据えつけた。仕事から離れた日の楽しみを音楽鑑賞に見いだそうとしたのである。 ところが、いざ定年となってオーディオルームにこもるが、流れる音楽に心が躍らず、落ち着かない。そのくせマイカーを走ら せているときに聴く音楽には胸がときめく、いつしか車内が音楽鑑賞の場となった。通学から通勤まで、サラリーマンは半世紀以上にわたって移動の日々を送ってきた。その快感はだれにも憶えがあり、身に染みついている。この習い性を棄てることもあるまい。
外出を中心に絵の替わりに写真を添付した絵日記の様な拙いブログですが、
今日まで1,556件(11年×365日=4,015日÷1,556件≒2.6日)1週間に3件弱の投稿です、
これからも宜しくお願い致します。