11月15日(火)
今日の夕食のおかずは、'カミサンんの友達が持って来てくれた’おでん’です。
横浜へ出てきた当時のカルチャーショックの一つがおでんでした、
野次馬ジジイの育った静岡ではおでんは
牛すじ(子供の頃は肉と云っていた)・黒はんぺん(単にはんぺんと云っていた、白いはんぺんはおでんにはない)・練り物(鳴門巻きがある)・ジャガイモ・コンニャクなど具材を全て串に刺し色の黒いだし汁で煮込み、青のりや魚のだし粉をかけて(なぜかジャガイモ・コンニャクは壺に入っていた味噌ダレで)食べる静岡市の郷土料理で4,市内では駄菓子屋でも売っていておやつがわりに子どもの頃から慣れ親しんでいる人が多い。
静岡おでんの始まりは大正時代だが、第二次大戦後に廃棄処分されていた牛すじや豚モツをおでんの具材としたところ人気が高まったといわれ、当時から駿河湾で水揚げされる魚介類を利用できたため黒はんぺんなど魚のすり身を使った練り製品がおでんの具に使われていた。
出来上がったおでんに青のりだし粉をかけて食べる。
カミサンに聞いたら横浜でも駄菓子屋で売っていてお汁を沢山頂戴と云って買っていたそうで、
野次馬ジジイのご幼少の頃は子供相手にも屋台の曳き売りがありました。