「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳山麓のビルダー集団、ブレイスの丸山さんが板金屋さんを伴い鎌倉七里ガ浜に登場!

2016-03-11 00:00:33 | 建築外観・構造
お菓子とコーヒーを用意して、丸山さんが来るのを待つ。



丸山さんとは、長野県諏訪郡原村の山荘(竣工1999年)、長野県茅野市の両親の家(竣工2003年)、現在の七里ガ浜の自宅(竣工2006年)を全部建ててくれたビルダーさんのこと。ブレイスという屋号のビルダー集団を運営されていて、八ヶ岳山麓に事務所を構える。

七里ガ浜の自宅は天井と屋根の間の空間に湿気が溜まりやすいことがわかり、すでに換気口は2個ついている(↓の画像)が、もうひとつ増設しようということになった。そのお仕事を頼んだら、丸山さんがわざわざ鎌倉まで来てくれた。



打ち合わせと下調べだ。

上記3軒の住宅の屋根まわりを担当した板金屋さんも一緒だ。



板金屋さんが屋根をチェックしている。



ついでに破風の部分を金属で加工してもらうことになった。

さらにあれこれ頼んでしまおう。

ダイニングルームの収納扉も。



何も問題ないように見えても小さなトラブルはある。

収納扉と扉の隙間(↓)。下は十分隙間があるが、上はないでしょ?



これを修正。

タイルと床板の間の目地。これは何度やっても割れる。



タイルの変化はほとんどないが、床板は季節ごとに湿度と気温の変化で痩せたり太ったりするからだ。

ドアノブもひとつおかしくなった。



我が家のノブは皆球形だ。レバー型では茶々之介氏が勝手にドアを開けてしまうので。

慌てて丸山さんたちは帰った。

八ヶ岳山麓まで帰るのは大変。

有難いことである。何かあるとこうやって丸山さんは来てくれる。

丸山さんの写真もある。



わかりませんか?

ここに。

ほら、拡大すると、ここに(鼻メガネで変装中)。



そういえばこんなところもちょっとおかしくなったので直してもらおう。



茶々之介氏は、丸山さんを昔からよく知っている。

板金屋さんとは初対面だが、とてもよくなついていた。



帰っちゃって寂しそう。

大七でも飲むか。



シソの葉。



パスタ。



時間がないのでありあわせで。

グリモーのピアノも聴いて。



いつもの光景。



そそくさと調理。



麺をゆでて。



ベーコンとシソ。



あっさりと。

板金屋さんは茅野市豊平の方。

真剣勝負で今年の御柱祭に挑む。当該地区は諏訪大社上社前宮3の柱担当だそうな。

4月に入ると御柱は山出しがあり、5月には里曳きがある。その前に仕事やってもらわないと(笑)。



御柱と言えば・・・あぁ、原村の山荘(↑)に行きたい。

八ヶ岳山麓のビルダー集団ブレイス: http://www.brace.jp/

信州や甲州の別荘から神奈川県の住宅まで。丸太のログハウスでも、在来工法でも。
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エアコン故障@鎌倉七里ガ浜(2) 逗子の株式会社富士空調サービスさんがエアコンを設置

2014-08-08 05:58:32 | 建築外観・構造
前回の話の続きだ。

来てくれたのは逗子の富士空調サービスさん。ご近所さんではあるが、空調専門企業で事業法人相手に対しても営業する。メーカーに対して価格交渉力もあるらしく、ネット最安値よりは少し高いが、がんばって安くしてくれた。しかもメンテもやってくれるという。1年後には無料で見に来てくれると言うし、至れり尽くせり。



快適、快適。信頼の三菱。霧ヶ峰。



ほれぼれするほど地味なフォルム。三菱的。



ONするとすぐ寄って来るワンコ、茶々之介氏。



このエアコン設置により使えなくなったコンセントをキレイに外に出してくれた。



今回は長持ちしてほしいぞ。



富士空調サービス:
http://www.fujikucho.com/

富士空調サービスは、妻が通う逗子のフラワーアレンジメントの先生に紹介頂いた会社。その先生もこちらでエアコンの修理を依頼されたらしい。



先生、ありがとうございます。おかげさまで冷え冷えです♪
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エアコン故障@鎌倉七里ガ浜(1) 電器屋さんに相談しよう!

2014-08-07 00:00:30 | 建築外観・構造
七里ガ浜の自宅が竣工してから7年半。寝室のエアコンが壊れた。室外機が壊れてしまったらしい。製造元の三洋電機の修理対応を頼むと、さっそく来てくれた。でも「室外機故障。修理は不可。買い替えた方がいい」という診断。たしかに海が近い鎌倉市という土地柄、若干エアコンが壊れやすいという話はあるが、それにしても早すぎる。しかも7年半でこんな高価なものを「買い替えた方がいい」とはなんとも情けない判断である。日本が誇る電化製品。メーカーさん、もっと自社製品に愛と執着心と誇りを持てるよう頑張ろう。



我が家の場合、やっかいなのは壁内埋め込み式であることだ。仮に新しく買い替えたとして、それがここにピタッと収まる可能性はゼロに近い。この吹き出し口も新たなものに替わるわけだから。ということは大工さん仕事も加わり、コストは結構かさむはず。



しかも空調の部品は日進月歩。こうした壁内埋め込み式で床下を長く配管されている場合、我が家のエアコンと新しいエアコンではパイプの直径やガスの種類が異なるため、交換するには様々なコストと交換して以後のリスクも伴うらしい。

こちら(↓)、ダイニングルームのエアコンは壊れてないんだけどねぇ。



さて、どうすればいいか?

そういう時はネットで最安値のところを探すのもいいが、経験豊かな電器店に相談しよう! 家にまず来てもらって現場を見てもらおう。アイデアをもらい、なにかまた将来トラブルがあったら相談しよう。



価格のこと、工事のこと、今後のメンテナンスのことを相談。それらを考慮して、壁内埋め込み式は止めて床置き式にしようということになった。



これ(↑の画像)になるらしい。三菱電機のだ。楽しみだね。

杏ちゃん!

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バッハ♪ 無伴奏チェロ組曲 by マイスキー@鎌倉七里ガ浜

2014-06-01 13:28:19 | 建築外観・構造
Amazonのプライムで、注文の翌日に送料タダで届いた。



ヨー・ヨー・マ大好き・・・って、これは以前からあるバッハの無伴奏チェロ組曲のアルバム。



ヨー・ヨー・マってとっても器用な人。

少々違ったテイストで同じ音楽を、購入したのです。



マイスキーで、バッハの無伴奏チェロ組曲♪

ピカピカのCD。



さあ、聴いてみましょう。



皆さんもご一緒に、マイスキーでバッハ。この演奏♪



以前ご紹介したドイツのおりこうプランターのレチューザで、ぐんぐん育つワイヤー・プランツ。



レチューザは有限会社松尾貿易商会の商品。

鳴り響くチェロ。

この部屋にはいろいろなものがあるのです。



世界一おいしいビールを飲みながら、バッハ♪



楽しい午後。

ワイヤープランツも喜ぶおりこうプランターのレチューザはこちらで買える。

松尾貿易の通販サイト ⇒ http://www.matsuo-e-pot.com/
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庭の一部で小さなコンクリート工事

2013-08-01 00:00:35 | 建築外観・構造
この部分。やっかいです。



建物は熱を持つ。春・秋はその熱で芝が周囲よりもやたら早く育ってしまう。夏はその熱で地面が乾き切り、芝が枯れる。

で、結局ちょうどいい時期がない。

いっそ、コンクリート。



すぐ左には外水栓があり様々な用途に使われる。茶々之介氏の脚の洗い場でもある。

ところが、脚を洗ったあと、濡れた脚で土の部分を踏んでしまうこともあり、何のために脚を洗ったかわからなくなるということがよくある。それならコンクリートにしてしまおう!ということでこうなった。



まだ職人さんのお仕事道具が残っている。

しかしキレイに仕事して行きますねえ。



プロだから当り前と言えば当り前ですが。

素人ではこうは行かない。まだ木枠が残っている。



表面のざらざら仕上げは当方の希望。



もう触ってもいいかなぁ。と、ちょっと押してみたりして。



こちら側も似たような状況で、ここは、レンガにしよっかなーー、なんて検討中。



依頼したのはこちら。先日庭を作ってもらった鎌倉山の草花屋苔丸さんのご紹介だ。



先方は「大きな仕事から小さな仕事まで受けます」とおっしゃったが、あまりに小さな仕事でちょっと当方が恐縮する。

翌朝。乾いてきました。



便利なスペースが出来ました。

葉山のLIFE + ARCHITECT http://lpa-design.com/index.php
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林望著 「思想する住宅」  東洋経済新報社

2013-03-28 00:00:16 | 建築外観・構造
またリンボウ先生の本を買ってしまった。2、3年前に出た本である。

リンボウ先生の英国関連本は90年代に数多く出版された。それについて批判的にコメントする人が多かった。リンボウ先生はそれらを無視し、反論もしなかった。そのうち批判者が疲れてしまい、時は流れ、新たな批判はあまり聞かれなくなった。



しかしその後も、彼のモノ言いや、書き方のスタイルが気に入らないという人は多く出現している。この本についても、インターネット上にずいぶん批判が見られる。

エルトン・ジョンの90年代のアルバムから、House♪
This is my house♪
This is where I live♪



しかし私は「リンボウ先生は品が良い」、「文章が格調高い」といつも感心している。リンボウ先生は住宅についてもいろいろと著作がある。彼の住宅論は楽しい。彼はしばしば日本の住宅建築における「南信仰」の不思議を取りあげる。



確かに方角とは無関係に、建ち並ぶ住宅がすべて敷地正面の道路を向けて良い表情を見せるようになれば、日本の住宅街ももっと美しくなれることだろう。亜熱帯気候なみの関東以南の住宅街で、南ばかりを有難がる風景が展開されていることは、不思議である。

下の画像が参考になる。緑の多さ、あるいは道路が優雅に曲がっていることではなく、私は単に建物と方角と道路の関係について述べている。ご覧の画像は日本の初期の「住宅街」が本来モデルにしたはずの開発のひとつであるウェリン(ウェルウィンとも)・ガーデン・シティーの一部だ。方角とは無関係に、家が道路を向いて建てられているのがわかるでしょう。これなら散歩も楽しいものになるだろう。どの家も敷地のうち道路に面したところに小さな庭というかスペースがあり、家を挟み道路とは反対側に長細い広い庭がある(日本では前者が精いっぱいで、後者は望めないが)。敷地が道路の北側にあるとか南側にあるといったこととは無関係に、こうした配置や家のデザインが統一感を持って展開されている。


【Google: Welwyn Garden City UK】

日本だって江戸時代に武家屋敷が並ぶところでは、方角に関係なく住宅は道路を向いて美しく見えるように建てられていたと言う。

因みに八ヶ岳西麓の我が山荘は真北を向いて建てられている。敷地の北側に道路があり、我が山荘だけではなく、その通りに面した山荘は皆その北側の道路に向けて解放的なデザインを見せて建ち並んでいる。宅地としてはそれが美しい。



寒冷地の場合、南信仰はわかる。暖かさとしての日照が要るからだ。開口部を南側に必要なだけとれば良い。庇や軒、あるいは開口部の大きさで適度に直射日光をコントロールすることを考えればいいだけだ。

しかし関東以西・以南の暖地で庇や軒がないまま、南側にやたら大きな開口部ばかりを並べて直射日光を室内に入れると大変なことになる。まず春から秋にかけてますます屋内は暑くなる。また雨が降っただけで窓を閉めねばならず、即エアコンを使うという何とも非エコ的生活を送ることになってしまう。太陽光発電を利用するエコ住宅を謳いながら、建築の発想は逆行していたりする。「寒いから屋内を暖める」は太古から自然な行為だけれど、「暑いから屋内を冷やす」はやや不自然であり、「暑い場所でわざわざ屋内を日光で暖めておいて、それを無理やり冷やす」は非常に不自然で、非エコである。

「南面中央玄関に合理性はあるか」とリンボウ先生は問う。 「合理性は特にない」と私は思う。
「暗い玄関が快適で面白い」とリンボウ先生は言う。 「まったくそのとおり」と私も思う。



これは自宅の玄関。山荘とは逆に、真南を向いているが、かなり暗い。我が家は開口部がどこも小さいので、基本的に室内は暗いのだ。



「家の中心は食である」とリンボウ先生は言う。そのとおり。私の関心事の87%は食であぁーーる。



これは本日のランチ。私の得意な和風炒飯。じゃこ、鶏モモ、たくあん、ネギ。



リンボウ先生は住むための理想の地を、以下のような条件を満たす場所だと勝手に決めつける。

● 平地、低地
● しかし標高数十メートル以上の高台
● 積雪少ない太平洋岸
● 夏涼しく、冬暑過ぎない

具体的にこのような条件を満たす地域として、リンボウ先生は房総半島の海辺を挙げている。

確かに海辺は寒暖の差が少ない。最高気温と最低気温の差が小さく、非常にマイルドな気候が楽しめる。



そういう意味では房総もいいが、鎌倉・七里ガ浜もいいよ。

上記4条件を我が「西武七里ガ浜住宅地」はバッチリ満たしている。皆さん、七里ガ浜に住みませんか?? 

まあ、利便性とかいろいろ他に考えるべき問題はあるが。因みに七里ガ浜は・・・かなり不便だと思うよ。



リンボウ先生はコルビュジエについて面白いことを書いている。

コルビュジエの代表作とされるような住宅と、コルビュジエ自身が本心から住みたいと思った家は異なるだろうと。



そうそう。建築家ってひとりよがりな人が多い。建築家好みの外観デザインを押し通し、周りとの係わりや住み手の使い勝手をあまり考えていないようなつくりの家。家は実験場じゃないので、目立てばいいってものではない。

リンボウ先生の「思想する住宅」は他にも話題が盛りだくさん。

最近買った面白い小説。よろしかったらリンボウ先生の本とセットでどうぞ。都内の不動産会社に勤務する営業担当者が主人公。この小説では「ペンシルビル」ならぬ「ペンシルハウス」という言葉が何度も出て来る。私は初めて聞いた言葉だ。



表紙の絵のような家のことを指すらしい。狭小で間口の小さい土地に建てた住宅に、間取りを無理やり押し込んでいるため、外から見た窓の大きさや配列はかなり不規則だ。ひょろっとタテに細長い3階建になるが、最上部の屋根は北側斜線規制で不自然に切り取られる。2階と3階には違うデザインのベランダらしきものがあるが、これも考えてみたらずいぶん不自然なデザインである。

魅力的とは言えずなにがしか短所があり、そのために売れ残っているが、都内で便利な立地なため相当高額な建売住宅あるいは土地を、ろくに知識のない客に短期間で売りつけないと、上司から殴られ蹴られ罵倒されると言う悲惨な不動産営業物語。そのために彼は様々なビジネス・スキルを身につける。大変な世界だ。
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金食い虫(=茶々之介)が傷つけたレンガの修復のその後

2012-09-29 06:32:09 | 建築外観・構造
これはワンコの耳の洗浄液。250ccでなんと4,000円もする。ええかげんにせえよ!
なんでそんなに・・・でも、これ、効果抜群のスグレモノ。ウチのワンコは耳垢がひどくたまる体質だから仕方がない。



餌を変えると耳垢がなくなったりするという話はよく聞く。でもウチのワンコは餌を変えようがないのだ。恐ろしく腸が弱い。そういうワンコは世の中に多数いて、多くの場合、下痢体質になる。ワンコによってはそれで激やせする。



この子もそうだ。うっかりヘンなものをやると、すぐ体が反応する。アレルギー体質みたいなもので、その物質を体外に放出しようとするのである。という訳で、療養食が止められない。それがまた高い。



金食い虫。

今年は芝生が散々。あちこち枯れた。毎年夏にはいろいろ障害があるが、今年はひどい。

芝刈り直後の、青い香りがする庭で・・・



これ、見えますか?これも金食い虫の仕業。それを私が修復したところ。



このとおり。



金食い虫の強靭な爪は、レンガも割る。



3年前に彼はレンガのこの箇所を破損させた。

これを見ただけではわからないかもしれないが、深く大きな穴が開いてしまったのだ。レンガの取り替えはやっかいだ。



そこで私は補修用コンクリートとその着色剤を使い、このように補修した。



その後、特にトラブルはない。コンクリートとレンガの気温の変化による膨張度合の違いで、さらに破損する、なんてことはないのであった。



3年前のこのブログの記事「快晴の七里ガ浜 / レンガの補修」に、レンガの修復作業のことが書いてある。

http://blog.goo.ne.jp/kama_8/e/a1e570366adda009be7759e7430712b9

当時から、そして今も、同じような生活。地味ですねぇ。変化がないと言うか。向上したのはこのブログに添付された画像の大きさくらいか。
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ドア塗装

2012-09-08 00:00:09 | 建築外観・構造
9月になっても昼間はまだまだ暑い。眩しい。地面も木もカラカラに乾いた日。日本の夏は半年続くと思った方がよい。



懐かしいクリフ・リチャード。とにかくヒマなので、何か仕事しないと。

我が家の玄関ドア。



ドアは防腐塗料でべッタベタに塗装してるけれど、使ってあるのはキシラデコール。オークという木はとにかくキシラデコールをよく吸い込む木だ。だから塗るのが簡単だ。塗りムラが出にくいという長所があるのだ。しかしキシラデコールはよく日落ちするという短所もある。

代表的なライバル、シッケンズとは対照的な塗料だ。何事も長所も短所もある。



これ。キシラデコールで、カラーはジェット・ブラック。



塗り終わるとこんな具合さ。



何日が経つと、ピカッと光るテカリが落ちて、アイリッシュ・パブのドアみたいに落ち着いて来ると思う。



DIYな暑い休日。カラカラな日にぴったりの仕事。
ガラスについたキシラデコールを落とさないとね。
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シロアリ(2) 地下に潜って予防作業

2012-06-24 00:00:44 | 建築外観・構造
私はネット上でシロアリ予防・駆除の業者さんを選んだ。業者さん毎に、やり方も薬剤の種類も価格もいろいろ異なるらしいが、何が良いのかさっぱりわからない。しかも作業は床の下で行われるのであり、相手を信用するしかなさそうだ。

適当に比較的自宅から近い業者さんを選び、電話したらすぐ診断と見積もりに来てくれた。そして床下をまずは点検。そして後日見積もりを郵送して来てくれた。こちらが承諾すると、数日後おっちゃん2人組みがシロアリ予防作業をしに来てくれた。



その作業とは・・・名画「大脱走」の1シーンのような作業なのだ。我が家では玄関脇物置の床を外すと床下にもぐりこめるようになっている。

これ、なかなかよく出来たYoutubeだ。こういうのを真面目に作るこの子達がおかしい。地下トンネルを掘って逃走、スティーブ・マックィーン(?)がバイクで走り、ドイツ兵(?)に追いかけられ撃たれるところまで。



シロアリ予防・駆除業者のおっちゃん達2人は、地面がむき出しでかつ床面が低い作りのお宅の床下で、ドロドロになってほふく前進しながら作業することが多いのだ。普通の布基礎の場合、建物下の地面に薬を撒くことから作業がスタートする。それを低い床下で這うようにしてやるのだから大変である。

だからベタ基礎(地面をコンクリートで覆ってある基礎工事)で高さが55cmあるという我が家の床下状況で作業することなど、百戦錬磨のおっちゃん達にとっては相当楽チンなお仕事なんだそうだ。



玄関外に薬剤と機械を設置。



汚れ防止ブルーシートで玄関を覆う。



おっちゃんの1人、いよいよ、床下侵入口へ向かう。



ここから先はおっちゃん達にまかせよう。我が家の床下はどうなのだろう。心配だ・・・。

いや、実は心配することなんて何もないのであぁ~る。我が家の基礎の作り方ではシロアリにやられる確率が極めて低いとか。画像はおっちゃん達の撮影による、我が家の床下の様子。キレイなもんだ。そもそも我が家は、木材による支柱がほとんどないのだ。



おっちゃん達によれば、こうした家のつくりに加え、地域による湿度や自然条件の違いもシロアリ発生の多寡に影響すると言う。湿度は湿度計で床下を測定すると危険度はすぐ察知出来るのだそうだ。また山の際の地区や谷戸は、当然シロアリが住む条件が揃いやすい。シロアリが多く住む地域で、シロアリを駆除するお宅があると、今度はその周囲のお宅にシロアリの群れが移動して新たな巣をつくるという。我が住宅街(七里ガ浜東の高台)ではシロアリはまず来ないようだ。それでも保険のようなものだからやってもらおう。

皆さん、まずはおっちゃん達に調べてもらいましょう。



一旦予防してもらえば、その後のメンテや保証がつく。



これで84,000円也。安いでしょう。自動車の整備と同じで、保険みたいなものだ。

この費用が安いのは、我が家の床下はご覧頂いたような状況で作業が簡単なことがひとつ。もうひとつは、我が家の基礎や床下にシロアリが入り込める部分が少なく、作業面積が小さいのである。



ダイニング・テーブル(↑)やソファ(↓)の下の床下は、普通の木造住宅のような作りになっていない。タイルの裏面スグの所から地中深くまで何トンものコンクリートが詰まっている。シロアリが入る隙間も、食べるモノもないのだ。シロアリ予防作業が必要な面積(木部の床下部分)が、我が家は少しかないのである。私は表面がタイルでありながら床が柔らかいのが嫌で、この家を建ててくれたブレイスの丸山さんに頼んで、タイルの下については玄関だけでなく、室内も地面から床面まで厚さ数十cmのコンクリートを詰めてもらったのだ。



ということで、2度目のシロアリ予防作業は完了。

おっちゃん達に教えてもらったところでは、最初に玄関脇からシロアリにやられ、そこから被害が拡大して行くお宅が多いそうだ。自分が住んでいれば長い間に自宅の変化に気づくことも多いだろうが、いきなり中古住宅と出会いそれをお買い求めの場合は気をつけましょう。住宅周囲のシロアリ環境と、その住宅が最後にシロアリ対策をしたのはいつだったのか、くらいは調べましょう。
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シロアリ(1) シロアリと無関係だけれど・・・カエル@七里ガ浜

2012-06-22 06:54:23 | 建築外観・構造
出た! 昨年全滅したかに見えた我が家のカエル。今年は復活だ。例年春に七里ガ浜の住宅街で大量発生するカエルだが、昨年はなぜかこの庭で見ることがなかったのだ。それが今年は数が少ないながらも復活していてとてもうれしい。この日は2匹、庭にいた。



デカイのであぁ~る。



彼らが庭に出没するのは夕方遅くで暗くなってからである。撮影しようとするとカメラのフラッシュを嫌い、彼らはなぜか我が家のコンクリート基礎の方へ一生懸命逃げる。



今回書きたかったのはカエルのことではなくて、家の基礎部分に隠れた床下木部のシロアリ対策。そう、我が家は築後5年を過ぎた。新築時にシロアリ予防対策は当然ながらとられるが、それらの効力は通常5年と言われる。シロアリ予防・駆除の業者さんがつける保証期間もたいてい5年だ。一般に、外壁塗装をやり直すお宅は結構あるが、シロアリ予防を継続的に施すお宅は少ないと言う。しかし何かあると怖いのはシロアリの方である。

このお宅なんて2階の押し入れがこの状態だ。ということは、家の床下から始まって1階2階の壁の中全体にもシロアリがぎっしり詰まっているのだろう。怖い話である。根太、柱、筋交い、皆がボロボロなはずだ。



どうです。これ? 恐ろしいでしょう?

詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。



蟻道と書いて「ギドー」と読むらしい。怖いですねぇ。これが出来たらダメだ。

何もしなくても平気な家もあれば、新築時にシロアリ予防対策はとられたがその後放置されたため恐ろしいほどシロアリにやられてしまっていて手遅れなんて家もあるらしい。シロアリ被害の多寡が、土地の状況や家の建て方によって異なるそうだから注意が必要だ。

● 家の近くに大きな木の切り株(シロアリが好む巣となる)がある
● 木材の残り(同様)が家の近くに積んである

なんて危険なことらしいですよ。

●羽根アリが庭にいるのを見た
●家の中を歩いていて、微妙に床のきしみが変わって来た

なんてことがあったらすでに床下は深刻な状況かもしれない。



我が家は幸いなことに、そうした兆候はない。近所でもシロアリ被害が甚大だとは聞かない。だから、何もしなくても我が家もたぶん今後も大丈夫なのだろう。でも来る時はいきなり来るのだろうし。

ということで、私はシロアリ予防・駆除業者さんのウェブサイトをあちこち調べ始めた。一応、予防対策を再度お願しておこうと思ったのである。
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