自民党総裁選によりイッシー(石破新総裁)が総裁に選ばれた。
しかし八方塞がりだ。
自民党内部の旧主流派は中心からはずされちゃったもんだから、文句タラタラだ。
萩生田さんなんて「高市幹事長にすべきだった」とまで言う。
しかし、それって、あんたが言うことか?(笑)
キッシー(岸田前総裁)がそのポジションを降りた理由はいろいろあるだろうけど、1.統一教会問題、2.政治資金問題をちゃんと片づけなかったことによるのだろう。それにより支持率はどんどん低下して惨めな状況になったからね。萩生田さん自身はその2つの問題に大きく係わり、ろくに釈明もせず逃げてばかりだった。
後任のイッシーがもし1.や2.の問題を徹底的に大問題として取り扱ったら、もはや自民党は維持が難しくなるような状態だ。それくらい自民党議員の過半が1.あるいは2.に関わってしまっている。
一方、キッシーの置き土産であるこれら問題を、イッシーがちょっとでも軽く扱う、あるいは無視しようものなら、今度は野党や国民がイッシーに咬みつく。
イッシーとしては、とにかくさっさと解散&総選挙するしかなかったのでしょうねえ。賭けみたいなもんだね。だってそうしないと、内閣も党もそれなりの形で維持できそうにないし。もっとも選挙で過半数も維持できなければ、散々なことになるだろうけどね。
イッシーも変な時に自民党総裁になったもんだねえ。
こんな時あの小泉パパなら、どうしたのでしょう?
これは23年前、内閣組閣後しばらくして出た彼の写真集。
これ(↓)は普通の写真。
まだ若い孝太郎と進次郎。
もうちょっとしっかりしようよ、進次郎君。
記者から質問されて、君の答えが質問に嚙み合ってないのは、最低限止めてもらいたい。
「こんな写真集をおちゃさんはなぜ持っているのか?」と不思議に思う人も多いことでしょう。
しかし何かを理解するには、その周りから、いろんなアングルから見ることが大事。
自宅で、あるいは飲食店でくつろぐ時の元自民党総裁の表情を見るのも楽しいでしょう。
プライベートでは、やたら猥談が大好きだったらしい。
面白いねえ。
下に動画を貼り付ける。長い時間のやつだけど(笑)。
小泉パパの予てからの主張、郵政民営化法案は、あの時野党や自民党の一部の議員により参議院で否決された。
小泉パパはそれを受けて衆議院を解散させてしまう。
郵政民営化に反対する自民党議員は「抵抗勢力とみなし、次の選挙では公認しない!」という技に小泉パパは出る。
続く選挙では国民は圧倒的に小泉パパを支持、パパは見事に選挙で勝ってしまう。反対した自民党内の「抵抗勢力」は自民党から一掃される。そしてパパは郵政民営化も実現してしまう。
ではこの動画をどうぞ。
【秘蔵】郵政民営化法案が参議院で否決 衆議院を解散へ(2005年8月8日)【永田町365~今日は何の日】
懐かしいでしょう? 「自民党をぶっ壊す」と小泉パパは言っていたが、それを本当にやってしまった。
参議院で法案が否決された後の小泉パパによる怒りの会見は、私は今もよく覚えている。それも全部この動画に入っているね。
危機をチャンスとすることの典型だ。
さて、イッシーの解散・総選挙はどうなるのだろう? 失職した兵庫県知事の斎藤市も選挙だね。 みんなどうやったら今のピンチを切り抜けられるかと考えていることだろうなぁ。
以前勤めていた会社でセミナーを開催した時、小泉パパを主たるゲストとしてお呼びしたことがある。控室に来られた時にお会いしたが、そういうことに慣れておられて、とっても明るい人だった。
小泉パパの物まねで有名な松下アキラ氏。
いつも見事だねぇ~(←小泉パパ風)。
さようなら原発講演会「原発を東京湾に造らなかったのは万が一の事を考えて」
カジュアルな場での進次郎の話し方がパパにそっくりだと言われているが、それは進次郎がパパの真似をしているというより、この松下アキラ氏の物真似をしているのではないかと思えるほどだ。
散々パパや進次郎の動画を見ているものだから、私も話し方が彼らに似て来たかもしれない(笑)。