我が山荘は、八ヶ岳西麓原村内では最も上(つまり最も東)にある別荘地にある。そこからさらに上(つまり東)に向かうと、そこにあるのは森というか山だけだ。阿弥陀岳頂上まで人家はないのである。
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標高1600mにある山荘から目の前にある脇道に入ってハイキングするのはずるい手法である。なんら苦労せずして森の脇道に入った瞬間から、すごく山奥に来た気分に浸れるからだ。いいかげんな「なぁ~んちゃって」登山である。
西麓は巨岩がごろごろしている。土中深く眠っている巨岩も多いが、なぜかは知らないが、地表に転がっているものも多い。
戦後の植林で山麓はカラマツだらけで、多少シラカバが混じるくらいのところが多いが、ナラやクヌギ等の広葉樹も散在する。下の画像はナラの株立ちだ。薪材にちょうど良いくらいの手頃な木だ。しかし勝手に切っては叱られる。標高が上がるとモミやヒノキなどの針葉樹も増える。11月ともなると、蚊や虻に悩まされることはないし、ひざ丈の笹を踏んで歩けるだけの脚ごしらえをすれば、山の中をさまようのは楽しい。
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笹藪を踏みつけ適当に登って行くと、たいてい阿弥陀岳への登山路にどこかでつながる。普通登山者はこれをえっちらおっちら登って行くのだろう。だが私も妻もそんなことはしない。これを見たら「そろそろ降りよう」と考える。
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軟弱ハイカー夫婦は「ハイキングコース」とある下山路を行く。
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下山路はこんな感じ。楽な道だ。山の作業車もここを通るようだ。
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しかし楽だからと言ってあまり「ハイキングコース」ばかりを下っていると、とんでもない所まで降りてしまい、山荘に戻るのにまた何百メートルもの標高差を登るという失敗を犯してしまう。
森の中で笹藪を踏みしめ、慎重にかつ適当に方向を自分達の山荘の方へ向け、あまり降り過ぎないように注意して帰る。そうしたら出て来たのがご覧の場所。すずらん平(八ヶ岳中央高原三井の森すずらん平)の上の方である。ここから我が山荘はスグであり、今回の森林彷徨は大成功だったと言えるのだ。
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山荘にやっと戻った。標高差で200mくらい登り、300mくらい降りて、また100mくらい登ったというところか。画像は山荘の敷地内の巨岩。山荘の基礎工事で出た岩だ。今では山荘が建ち並ぶ別荘地も、今登って来たばかりの山とかつては同じような状態だったことを再認識する画像である。
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標高1600mにある山荘から目の前にある脇道に入ってハイキングするのはずるい手法である。なんら苦労せずして森の脇道に入った瞬間から、すごく山奥に来た気分に浸れるからだ。いいかげんな「なぁ~んちゃって」登山である。
西麓は巨岩がごろごろしている。土中深く眠っている巨岩も多いが、なぜかは知らないが、地表に転がっているものも多い。
戦後の植林で山麓はカラマツだらけで、多少シラカバが混じるくらいのところが多いが、ナラやクヌギ等の広葉樹も散在する。下の画像はナラの株立ちだ。薪材にちょうど良いくらいの手頃な木だ。しかし勝手に切っては叱られる。標高が上がるとモミやヒノキなどの針葉樹も増える。11月ともなると、蚊や虻に悩まされることはないし、ひざ丈の笹を踏んで歩けるだけの脚ごしらえをすれば、山の中をさまようのは楽しい。
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笹藪を踏みつけ適当に登って行くと、たいてい阿弥陀岳への登山路にどこかでつながる。普通登山者はこれをえっちらおっちら登って行くのだろう。だが私も妻もそんなことはしない。これを見たら「そろそろ降りよう」と考える。
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軟弱ハイカー夫婦は「ハイキングコース」とある下山路を行く。
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下山路はこんな感じ。楽な道だ。山の作業車もここを通るようだ。
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しかし楽だからと言ってあまり「ハイキングコース」ばかりを下っていると、とんでもない所まで降りてしまい、山荘に戻るのにまた何百メートルもの標高差を登るという失敗を犯してしまう。
森の中で笹藪を踏みしめ、慎重にかつ適当に方向を自分達の山荘の方へ向け、あまり降り過ぎないように注意して帰る。そうしたら出て来たのがご覧の場所。すずらん平(八ヶ岳中央高原三井の森すずらん平)の上の方である。ここから我が山荘はスグであり、今回の森林彷徨は大成功だったと言えるのだ。
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山荘にやっと戻った。標高差で200mくらい登り、300mくらい降りて、また100mくらい登ったというところか。画像は山荘の敷地内の巨岩。山荘の基礎工事で出た岩だ。今では山荘が建ち並ぶ別荘地も、今登って来たばかりの山とかつては同じような状態だったことを再認識する画像である。
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良いハイキングコースですね~
気持ち良さそうです。
茶々くんも一緒に行くんですか?
人がいなければノーリードで散歩できそうですね。
最近は乗鞍岳などで熊が出てますが八ヶ岳はどうですか。
軽井沢にある友人の別荘にも熊が出たそうです。
別荘地まで出没するそうなので気をつけて下さいね。
秋はこの山に入るのも気持ちがいいですよ。
岩はおそらく噴火時のものでしょう。
地中にもありますし、露出しているものもあります。
茶々はこういうところに行くと、ニオイの
追跡に大変になるので、連れて行きません。
人もこないので、猟犬同様ノーリードで
勝手にさせればいいのでしょうが、怖いのは
鹿が出ることです。茶々は鹿を見つけると
追跡して戻らなくなる可能性があります。
そうやってイングリッシュセターを失った
という人を知っています。
八ヶ岳山麓にクマはいないと長い間言われて
来ましたが、最近原村の標高で400mくらい下の
ところに出たと聞きます。その後騒ぎが
収まっていて、見た人がいませんが。
私自身は熊は見たことはありません。
まあ、ほとんどの人は見たことないのでしょうね。いたら怖いですね。
冷静に考えてみればセッターって獲物を追ってどこまでも、、、ですよね。
そのてん、ラブラドールはオヤツを見せればすぐ戻ってくる?ので安心です。
ども。今朝もお会いしましたね。
そうなんですよ。セッターやポインターや
いわゆる「追う派」のガンドッグって、
難しいところがあります。
呼べば戻る訓練はしてるんですが、
どうしようもないほど気をひく動物が
現われた場合、コントロールが効かない
場合があります。個体差は大きいようですが、
茶々はそういう場合、ダメですね。
リトリバー系はそのあたり扱いやすいです。
ウチのゴールデンも、そこのとこは楽だった。