「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

東京へ(2) 皇居、日比谷公園、新橋、そして鎌倉

2023-02-13 12:16:04 | あちこち見て歩く
前回の話の続き。

皇居の正門周りを姿勢を正して歩く。


みなさん、これ(↓)が二重橋だと思ってませんか?


それは間違い。これは正門石橋。

この正門石橋の奥に正門鉄橋があり、その正門鉄橋を「二重橋」と俗に呼んでいる。しかしそれも実は正しくない。「二重」って何だ?


その奥の橋(正門鉄橋)が出来る前には、そこに木製の橋があり、その木製の橋は、まず丸太を両岸に渡して、その上に橋げたを組んでその上に橋を載せたものだった。

横から見たら下にも上にも橋があるように見えたことから、「二重橋」と呼ばれるようになった(下の画像をご参照ください)。


しかしその「二重橋」も現在も利用されている正門鉄橋という普通の形の橋に架けかえられているのだから、もはや二重橋という名称を使う理由がなくなってしまっている。

しかしその「二重橋」という名称は残った。東京メトロの駅名にも二重橋前駅というのがあるくらいだ。

また手前の正門石橋と奥の正門鉄橋を合わせて二重橋と呼ぶという説明もよく行われるが、本来はそういう意味ではない。

2つアーチがあることから、手前の正門石橋(↓)を二重橋と思っている人も多い。それは完全に間違いである。


ずいぶん長い説明になってしまった。


外桜田門方面へ行きましょう。


外桜田門櫓門(渡櫓門とも)。

向うの江戸城のお濠の石積みに比べたら、手前の桜田門の石積みはずいぶん緻密で、マチュピチュみたいだ(行ったことないけど)。


ね、すごいね。よくまあこれを組み合わせたよね。


普段我々が皇居の近くを通る時に見るのは外桜田門だ。

内桜田門というのはもっと離れたところにあるよ。

皇居の内側から来ると最初に見るのが外桜田門の櫓門。


大きいよね。


つくりがすごい。


木と鉄と石。

緑青がふいているから、あれは銅かな。


木製扉としてはなかなか見ることがないサイズ。

巨大だね。


蝶番は3か所。

蝶番も巨大だ。


どうやってこの重い扉を持ち上げ、位置を調整し、3つの蝶番に同時にバシッとうまくはめ込むんだろう??

作業中に手を挟んだら泣くね。


外桜田門櫓門。美しいなあ。


遠くから再度撮影。


なんと均整がとれた形なんでしょ。

次が外桜田門高麗門だ。

これは先ほどの櫓門とは直角に異なる方向を向けてある。防衛上の考えがあってのことでしょうね。


櫓門ほどではないが、これも扉がそこそこ大きい。

扉が閉まっている時に出入りするために、小さい扉が埋め込まれている。


外桜田門高麗門。


外に出て高麗門を振り返る。


外桜田門を満喫したね。

国会議事堂が見えるじゃないか。


法務省の旧館。


屋根を天然スレートから瓦に改修工事したとあるね。


そうなのかねえ。。。


依然としてスレートであるかのように見えるけど。


もとは米沢藩邸だったらしい。


この下(↓)から地下鉄の音が聞こえる。


法務省旧館のすごいのを見たあとでは、なんとも中途半端な洋風建築。


たぶんそうだろうなあと思ったら、そうだった。

法曹会館。


レストランもあるんだね。

でも「法曹会館」って、あまりおいしそうに響かないねえ(笑)。

調べてみると、カツカレーや担々麺からコース料理まで可能らしい。


食べログによれば、昭和的なムード漂うレストランで、ずいぶん好評みたいだ。

俄然興味が湧いてきたな。


この下からも地下鉄の音が聞こえるわ。それもより一層はっきりと。


さて日比谷公園に入りましょう。


これが超年代ものらしい。


開園当時からあったらしいから、120年ほどこれはここに立っているということになる。


立派だね。

いろんなものを見て来たのでしょうね。

関東大震災も経験して、それでもここにまだある。


仔細に見るとなかなか細かいデザイン。


パリにでもありそうなデザイン。


日比谷公園はやたらトイレがあるね。


左も右もトイレ。

法曹会館のレストランも昭和から変わらずやっているレストランだが、こちらの松本楼はもっと古い。


日比谷公園の開園と同時に始まったらしいよ。

典型的な洋食からコース料理まで。


有名な噴水。


日比谷公会堂。


噴水の色がどんどん変わるね。


あ、帝国ホテルだ。久しぶりだね。


だから中へ入っちゃおう。

いつ来ても落ち着いた雰囲気。

待ち合わせに使うと便利だ。

ソファもいっぱいあって、大いびきで居眠りでもしない限り、放っておいてくれる。


でもここに座っているわけには行かない。


ロビーを歩く。

ホテル内の商店街へ。


地下に下りる。

100周年のイベント中。


昔の店舗案内だ。


なだ万は予約でいっぱいらしい。


ちなみに私の親子丼のレシピは、なだ万の帝国ホテル店(つまりこの店)の店長さんがテレビで語った「家庭でもフライパンで出来る親子丼」のレシピを受け継いでいる(笑)。


はい、帝国ホテルを通り抜けました。

なんや泊まるんとちゃうんかい?(笑)


通り抜けただけです。


新橋はすぐだ。


これはなんだ? すごくお腹が空いているからな。


たまらなく魅力的に見える。

ラーメン・アベニューというのだそうだ。


魚の浜恵。巨大な店だね。


外国人にも有名らしい。

とてもおもしろそうで、かつおいしそうだなあ。

楽しそうでいいね。


しかし私は新橋の飲食店でお食事の約束があるのでーす。

やっと新橋駅に到着。よく歩いたねー。


よっぱらいの聖地、SL広場。


ニュー新橋ビル前を通り過ぎる。


SLを右に見ながら西へ。


ここだ! 福炎や。


このお店で、散々2時間半ほど食べて飲んだ。

昔からよく知っている人たちと、いろいろと話をした。

本当に新橋周辺はいろんな店があるね。

ビールを飲み続け、白ワインを飲んで日本酒も飲んだ。

JR横須賀線に乗って帰りましょう。


居眠りして目が覚めたころに鎌倉駅に到着。


寒いわ。もう夜9時過ぎてるもんね。


江ノ電鎌倉駅。


305号、355号の車両は木製の床だ。


私が乗っているのは305号。

極楽寺でこの車両は誰もいなくなった。


七里ヶ浜駅にたどり着いたよ。


かなり疲れている。

だってめちゃくちゃ歩いたし、喫茶店で二時間はなし、レストランでまた別の人と二時間半話して、飲んで食べて・・・。

七里ガ浜住宅地にやっと帰って来たわ。


鎌倉プリンスホテル前を通過。


もうちょっとでーーす。

珊瑚礁本店前。


西友前を通過。


寒いから早くお風呂入りたい。。。


画像が大量でしたね。

歩いた歩いた。
コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする