夜の話。
翌朝履くジーンズを準備しているところだ。
古いジーンズ。私って物持ちがいい。しかしもっと古いのはベルトだ。
たぶん30年近いと思う。八王子市内で1,000円ほどで購入したと記憶する。
当時私は相模湖町(現相模原市緑区)に住んでいたから八王子は近かった。

外は寒いが、屋内は薪ストーブであたたか。

手前にぶら下がっているのは手袋型の歯ブラシ(ワンコ用)。
ニンゲンがこの手袋をして、指先にワンコ用の歯磨きペーストをつけて、ワンコの歯磨きを行う。
ドガティ君の歯はぴっかぴかだ。
戸締り確認。

ドガティ君はお疲れだ。

さあ、もう夜遅い。
みんな、寝ましょう。
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翌朝。
取り敢えず寒がりのワンコに電気ストーブを点けてあげる。屋内は18度くらいかな。

ニンゲンの朝ごはんの用意。
フリルフスリフのいちじくパン。

いろいろと食べましょうね。
野菜ジュースやヨーグルトもね。

食事のあとで、今度はアンコール(薪ストーブの機種名)に点火。

また暖かい1日が過ごせるよ。

しばらくして、妻とドガティ君は出て行った。
退屈しているドガティ君に、ボール遊びをさせてあげるためだ。

ドガティ君は寒いところは嫌なくせに、遊ぶとなったら別で、いそいそと出かけて行く。
私はランチ当番。

ハウス・ザ・カリーとタマネギ。
「お好みに応じて野菜を入れてもいい」と書いてあるが、「肉と玉ねぎ」とだけ書いてあるところが潔いね。

じゃがいも、にんじんがゴロゴロしたカレーは基本的に想定していないようだ。
山荘にも超基本的なスパイスはあるので、それさえあればなんとかカレーは出来るが、もう面倒くさいので、今回はハウス・ザ・カリー♪

お米はあるよ、おいしいのが。
諏訪の米。米沢米。
茅野市米沢地区の米だ。
これを使い日本の正統派カレーライスを食べましょう。

むきえびも買って来た。肉じゃない。
エビのカレーね。

もう簡単簡単。タマネギを粗みじん切り。

途中、トイレへ。
このトイレットペーパー・ホルダーをご紹介したい。

日本的でないのです。
日本のトイレットペーパー・ホルダーって、トイレットペーパーをはずすのもはめるのも、大変なのが多い。
これは蓋を持ち上げると、こんな簡単な仕組みになっている。

トイレットペーパーを、ただそこにひっかけるだけ。

蓋を下ろせば元通り。

簡単だよね。
トイレットペーパー・ホルダーはこうありたいよ。
で、話を戻してカレー。タマネギを軽く炒める。

蓋して最小の弱火で蒸し煮。

ストウブはこれが得意だ。
そのまま放置して、5分後かき混ぜた。また蓋して放置。
10分でこんな感じ。もうこれでいい。

原村の高地の水。

ザ・カリーのブイヨンペースト。

両者を入れて煮る。あらいい香り。

ついでにダイヤ菊も注いだりして。

やがて火を止めて、ルゥを入れる。

溶かす。
もうできたも同然。
だれでも上手に出来るカレー。

冷凍ムキエビを入れて軽く煮ましょう。」

あら、ドガティ君が雪遊びから帰って来た。

雪のラッセルで疲れたらしい。
全身の筋肉を使って雪をかいて進み、埋もれたボールを掘りだしたりして遊ぶからね。
ドガティ君の筋肉はかなり固い。
ストーブで濡れたものを乾かしましょう。

味付けとしてスパイシーさと唐辛子的辛さが足りないので、クミンと豆板醤を補う。

これで完成よ。
ところでこのヤカン、いいでしょ。

銅製で新潟の企業が作ったもの。
20年くらい前に通販で安く売っていたので購入したもの。
形が気に入っている。

話を戻してエビのカレー。
これで完成だ。

米沢米がおいしいわ。

雪遊びで疲れたドガティ君はひきつづき、ねんね。

よく遊んだもんね。
アァ~。。。

こちらは私の洗濯物。

下着に靴下にタオル。
屋根裏部屋に干して薪ストーブつけているとすぐ乾く。
ドガティ君、口も目も開いてますよ。

疲れたのね。
【つづく】