最近モーツアルトにハマっている。そもそもは、昨年7月にカーボンユートラルの調査でウイーンに行ったとき、ミラノ座近くのお土産屋に入ったのがきっかけだ。そのお土産屋は、モーツアルトの専門店。モーツアルトのチョコレートやキャンデーなどを売っていた。
私は、小さなオルゴールを幾つか買った。子供達や親せきの女性、ピアノの先生などへのお土産だ。もちろん音楽はモーツアルトであった。オルゴールの形がバイオリンで洒落ていた。もう私の手元にはないが。
そして、次は、ピアノの練習をするため、YouTubeでピアノの練習曲を聴いていたら、ピアノの詩人ショパンが出て来た。続いてモーツアルトに出会った。ナコの厳選クラシックチャンネルである。
これに聴き入ってしまった。トルコ行進曲、アイネ・クライネ・ナハトムジーク、ホルン協奏曲第1番、ピアノ協奏曲21番、交響曲25番と40番、小ホ短調と大ホ短調あたりだ。もっともクラシックは初心者。まだまだ聴いてない曲は多く、どんな作曲家がいるもよくは知らない。
モーツアルトだけを聴いている状態だ。モーツアルトは、以前から天才ということだけは知っていた。モーツアルトの生きた時代は1756年~1791年。この時代は、フランス革命、産業革命、アメリカの独立戦争と激動の時代、日本では、松平定信の寛政の改革で、関ケ原から150年、幕末までまだ100年という、どっぷりと江戸時代だ。
こんな時代によく、こんなすごい、というか、美しい旋律の曲を書けたもんだと思う。ハイドンが24歳年上、ベートーベンが15歳年下。ウイーンの宮廷で演奏し、マリーアントワネットに出会っている。(写真は、ウイーンの公園にあるモーツアルトの像)
マリーとモーツアルトは、ほぼ同年代。少年モーツアルトは、大きくなったら、あなたをお嫁さんにしてあげる、と言ったとか。(ネットの情報だから少し怪しいが)
ちなみに、モーツアルトは35歳の生涯を閉じたが、その3年後に、マリーアントワネットは、断頭台の露と消えた、パリのコンコルド広場だったっけな。従って、モーツアルトはそれは知らない、運命だな。
モーツアルトは、アイパッドミニで、毎日のように聴いている。YouTube動画は、仕事しながら、寝るときいろんな用途でアップされている。しかも無料だ、いい時代になったもんだ。
クラシックって、飽きないねえ。もっと早く知っていればよかった、モーツアルトである。