曽野綾子さんの本である。曽野さんは後期高齢者だそうで、従って私より20歳以上、上だ。まだまだ先だが、老いの世界を予習しておくつもりで購入。
この本売れてるらしい。帯に「50万部突破」とある。要旨は、高齢化時代を迎えて、わがままな年寄りこそが問題だ。自立や死ぬまで働く、夫婦、子供と付き合う方法、人生を面白がるなどの力をつける必要がある、という内容。
老いの才覚 (ベスト新書) | |
曽野 綾子 | |
ベストセラーズ |
印象に残ったことは、「老人が健康に暮らす秘訣は、目的・目標を持つこと」、「一昔前までは、人は死ぬまで働くのが当たり前だった」。
話が変わるが、私は死ぬまででとは言わないが、70歳くらいまで目的を持って働くつもりである。中小企業診断士やほかの資格を活用して社会貢献をしていく。そして、70歳でどこか、悪くなっていると、老人ホームに入る。母の対応で老人ホームはよく知ってるつもりだ。
もしかしたら、20年後は、老人ホームに入って、ケアマネジャーやヘルパー2級の資格を学習して、老人ホームの経営を診断・助言しているかもしれない。「老いて」のことを考えさせられる1冊であった。