ITコーディネータ協会から、資格更新のお願いメールが来た。私はもうこれで何回目かの更新だ。ついでにITコーディネータの資格の取り方と更新について解説しておこう。
資格の取得は、まず、学科試験に合格する必要がある。IT技術のほか、経営の問題も出る。システムアナリストと中小企業診断士の試験のようだ。そしてこの後、ケース研修という、なんと15日間の研修がある。期間中は2,3社のIT化の課題を、BSC(バランススコアカード)で実習をする。土・日に連続して行うため、結構きつかった記憶がある。また、これでBSCは十分使いこなせるようになる。
そして、資格の更新は、年に1回、10ポイント必要である。私は中小企業診断士なのでこの資格を更新すると自動的に6ポイント、これ以外に、昨年だと、マスターコースのプロ講師養成講座のポイントが4ポイント、これで10ポイント達成である。協会からは、サンプル抽出で証明書の提出が求められる。
そして、更新料が年に2万円。これも結構高い。診断士やFPは機関紙があって、毎月送られて来てそれなりに役に立っているが、ITコーデーネータは時々メルマガが来る程度で、サービスレベルは低い。まあ、名刺に書ける位のメリットか(私は書いていないが) ということで4月に更新する予定だ。
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