ウチの会社は、人事制度で「目標管理」を入れている。もうほとんどの会社は「目標管理」が入ってるかも知れない。その中でも「課題達成型目標管理」と言って、上位組織の目標を受けて、下位組織、個人まで連動して、目標を設定するものである。その昔、目標管理は、目標は何でもよかったのだが、現在は目標はかなり厳密になっている。そして、半期ごとに進捗をチェックする面接もある。
中小企業診断士のマスターコースには、「課題達成型目標管理コース」というのがあって、以前、私も1年間これを受講した。毎月1回土曜日1日6時間×12か月で合計72時間、目標管理を学習したから、プロになった。ただこの課題達成型は、自分の会社に既に取り入れられていたから、なおさら驚いた記憶がある。
ちょうど今、その目標管理の面接の季節である。会社のあちこちで面接している。その結果が、賞与に反映されるから真剣である。正確には、もう少し複雑なプロセスで賞与は決まるのだが、細かいことは省略。
IT時代の「課題達成型」目標管理 | |
浅江 季光 | |
産能大出版部 |