毎年、5月の連休に、一度は東京国立博物館(ト-ハク)に行く。今回は写楽展。この展覧会、震災で開催が遅れていて、5月1日からようやく始まったものだ。
写楽とは、寛政年間に突如現れて、1年もしないうちに消えていった謎の浮世絵師である。歌舞伎役者の独特の大首絵で有名だ。子供の頃、切手を集めていたが、切手趣味週間切手で「写楽の蝦蔵」という切手があった。結構お高い切手だったがそれで覚えている。
今回の展示は、二百数十点、写楽の描いたもので、ここに集まっていないのは4点ほどだそうだから、史上最高の展示会となる。春風亭昇太の音声ガイドに沿って、約1時間。それほど混んではいない。
帰りに、同じ東博の中にある、法隆寺館のオークラで昼食。ガーデンテラスで食事は気持ちよかった。ついでに法隆寺館も覗く。国宝が幾つも展示されている、オドロキ。