資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格は2年前倒しで達成、今年は百名山完登が目標、徒然なるままに書いていきます。

防災士の生島ヒロシ氏

2012年11月06日 | 土木施工管理技士資格とその活用
 昨日は、内閣府の主催、九段下で「津波防災の日講演会」に出席した。講演は、

 1)稲むらの火の語り、和歌山県広川町の語り部さん、この物語は、戦前の小学校の読本に載ったことがある。読本の抜粋が配布された。小泉八雲は「生き神様」というタイトルで物語にしている。ただ実話は、ちょっと違うようだ。現地に「稲むらの火の館」の記念館がある。

 2)津波災害の学術的研究の立場から 東大大学院の目黒教授、この方の講演は、以前防災士の養成研修のとき聴いたことがあるが、で難しいことをやさしく言い、とても面白い。

 3)津波対策に関する新しい技術 清水建設の方とモンベルグループの方の発表。特に面白かったのは、モンベルグループの方、普段使う座布団をいじると、ライフジャケットになる。商品名を「浮クッション」というそうだ。そういえば、津波の来る地区に住む人の対策の一番は、ライフジャケットだろう。またこのライフジャケット、脚が浮くそうだ。子供用で3千円ちょっと、すでに1万個配布さてたそうだ。

 4)最後はフリーアナウンサーの生島ヒロシ氏、彼は防災士である。気仙沼の出身で身内に行方不明になった方もいる。話があちこちに飛ぶが、和田アキ子さんが毎月百万円を震災に寄付している、10年続けるそうだ。ほんとだとすると、10年で1億円以上になる、すごい。最後のナレーションで、生島さんは感極まって泣き出して、終了。いい講演会だった。