![]() | ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書) |
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月曜日の人財開発研究会は、当研究会の女性会員S先生の「ブラック企業」、タイムリーな発表である。ブラック企業の手口、問題の広がり、これまで行われてきた対応、そして私たち中小企業診断士にできること、である。
発表にあったが、「ブラック企業大賞」なるものがあるそうだ。2012年は、大賞が東京電力、市民賞がワタミ、業界賞が富士通ソーャルサイエンスラボラトリ、ありえないで賞がセンショー、特別賞がウエザーニュースである。いずれもブラックで聞いたことのある企業だ。
そして2013年度は、大賞がワタミ(連続で表彰されている)、業界賞がクロスカンパニー、特別賞が何と東北大学、教育的指導賞がベネッセコーポレーションである。ブラック企業企画委員会という機関の審査による。ところが授賞式には来ないそうだ。当たり前だね。ここらの企業の名前は覚えておいた方がいいだろう。
発表が終わって、討論。この日は20人ほどの会員が集まっていたが、殆どの方がしゃべったんじゃなかろうか。司会の私はあんまり話を誘導する必要がないほど、皆よくしゃべった。やはり、テーマに興味があると、こうなるのである。
見学者も2名。ここのところ毎回のように見学者が訪れる。研究会のルールでは、見学は1回に限り無料である。それ以降の参加は1回につき千円をいただく。研究会員になると年間5千円だ。中小企業診断士資格を持っていなくても、参加できますよ。ご希望の方は、私までメール下さいな。