資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

中小企業診断士研究会は、㈱高齢社様の講演

2016年02月17日 | 診断士活動(研究会)

 私が代表をしている中小企業診断士協会の人財開発研究会の2月月例会は、外部講師、㈱高齢社の幸山社長の講演であった。お願いした社長は、実は私の現役時代の上司である。そして、㈱高齢社は、何度もテレビ等に紹介されている会社だ。今回はオープンセミナーということで、会員外の参加者も会場に入っている。

 

 この会社、人材派遣だが、採用条件は60歳以上という、高齢者にやさしい会社だ。経営理念は「定年を迎えても気力、体力、知力のある方々に働く場と生きがいを提供する。」こと。もともとは創業者が、臨時の業務が入って正社員が困っている職場があること、一方定年した先輩たちが暇をもて余していること、に目をつけたものである。

 

 働く高齢者のメリット、勤務先のメリット、㈱高齢社のメリットと三者ともメリットがある。現在登録社員は約700名、実際に仕事がマッチングして働いている人の分担率は約45%、平均年齢69.5歳だそうだ。登録から派遣までの流れや実際にどんな仕事をしているかが紹介された。売上や利益もどんどん増えている。

 最後は会社運営上の課題、登録者と仕事のマッチングの難しさ、受け入れ側の先入観、高齢者の健康問題、法令上の制約などが話された。

 

 講演後の幾つかの質問も的を得たものであった。最後は近所の居酒屋で二次会で終了。今回のこの講演会は、受講者の中小企業診断士や社会保険労務士にとっても印象に残ったんじゃなかろうか。いい仕事をした、という感想である。

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