資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

第3回聴いて、ほめて、質問して部下を育てる~コーチング

2016年09月21日 | その他

  このコーナーは、来年出版される予定の資格本の原稿の一部ををアップしていきます。出版予定の資格本は、年代別(ex20歳代・・)に有用な資格とその活用方法を解説していくものです。第3回は40歳代のコーチングです。

 (1)コーチングとは

コーチングとは、人材開発のための技法のひとつです。コーチ(COACH)とは馬車を意味し、馬車が人を目的地に運ぶところから、転じて「コーチングを受ける人(クライアント)を目標達成に導く人」を指すようになりました。しかし、明確な定義があるわけではなく、コーチングの資格も実施する団体ごとに独自に設けています。  

傾聴、承認、質問など基本的な技法を養成講座で身につければ、誰でも使えるようになり、部下や後輩の指導や面接など使える場面はいくらでもあります。いろいろな業界でも、有効な部下指導の方法として導入しています。

  コーチングは大企業を中心に、かなり普及してきています。読者の皆さんの中には、コーチングは会社の研修でやったことがあるよ、という方も多いのではないでしょうか。

 

(2)コーチングのメリット

ビジネスコーチングは、特に部下や後輩に指導する際に、効果を発揮します。読者のような年代の方は、若い頃叱られて育てられましたが、今の若い人は違います。叱られたことはほとんどありません。逆にほめると育つのです。

 コーチングは、よく聴くという「傾聴」、ほめるという「承認」、オープンな質問の3つが基本的な技能です。後輩をほめて育てる技能を持つことはご自身の強みになります。

現在40代以上の方、部下を育てたいという方、後輩を育てたいという方、職場から、「あの人は教え方が上手い上手、育てるのが上手い」と評判をもらえばしめたもの、定年後も職場から引き留めにかかるでしょう。

 

(3)コーチング資格の取得

コーチングは、主催団体によって学習方法や期間・費用が異なりますので、数年前に私の受講した講座の受講日記を書きましょう。私の受講した講座は、全部で6日間、費用は当時で27万円でした。最後は、エグゼクティブ・コーチという資格を取れましたよ。

(4)コーチングの類似資格

 コーチングに関しては、幾つかの主催団体があります。ホームページなどで下記を確認の上、ご自分に適した研修をお選びください。

  ・コーチ・エイ            ・CTIジャパン  

  ・日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会

  またコーチングに類似した資格で「ほめる達人検定」があります。こちらはビジネスに限らず、ご家族や仲間などのコミュニケ―ションも対象にしたものです。半日程度のユニークな研修を終えると3級が認定され、タレントさんもチャレンジしているようです。こちらもご検討ください。

  ・日本ほめる達人協会

 

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