勝ち続ける「仕組み」をつくる 獺祭の口ぐせ | |
クリエーター情報なし | |
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今月中旬に研究会でプレゼンをすることになった。予定していた方の都合が悪くなったため、ピンチヒッターだ。ストーリーは作ってあるんだが、内容の詰めのため、何冊か書籍を買って確認している。上の写真もそのうちの一つだ。実は獺祭の工場見学をした際に、売店に置いてあった「逆境経営」という書籍を買って、読んでいた。しかし、最近社長は、また書籍を出したらしい、との情報があり、この書籍を購入。昨年5月の出版だ。
内容で印象的なのは、(1)獺祭は世界の上位数%のがお客様だという。(2)獺祭でも酒に虫が混入トラブルが発生、大企業病にかかりそう。(3)に商品販売のストーリー性の筆者の考え。このあたりが面白かった。全部は書籍を読んでもらうことにして、ここではストーリー性の話を書く。
モノを売る時はストーリーが必要とよく言われる。しかし、社長は、意図的に作るのは無理、広告代理店などが物語をこしらえる話を聞く。しかし消費者は騙されない、物語を意図的に作って売れ続けている日本酒は聞いたことがない、そうだ。獺祭は、試行錯誤の結果、物語ができたものだ。そんなにうまい話はない、とでも社長は言いたいんじゃないだろうか。
でも、売れるにはストーリーが必要。これはわかる。狭いガス業界がフィールドで、資格数は日本でも指折りの400超で、ブログも10年近く続けて発信している。百人に一人のスキルを持ってるが、3分野を掛けると百万人に一人のスキルになる。インターネットを使うと、こんなに尖ったスキルも仕事になる。とんでもないところから仕事の話が舞い込む。テレビも数回出演。資格の執筆やインターネットによる動画講座・面対講座を7年やってる。学習方法は業界紙にも連載している。これ、うまく整理して、ストーリーにならないかねえ。