先週土曜日は、地方でガス講座、5日間講座の第3日目、もう半ばである。新幹線の予約が取れないで困っている。この日は、ガス技術のうち、供給と消費機器だ。3章ごと、パワポ約20枚ごとに、ポイント解説をして、演習問題を解く時間を少し、そして解答解説もパワポ約20枚に時間をとる。
昨年と同じ調子でやってたら、時間が不足してきた。改訂で資料が増えているせいで、時間が足りなくなってしまう。資格の知識だけでなく、現役の頃のエピソードなども話たいんだが、時間が不足するため、カットして先に進む。
今日は、供給分野で導管の応力計算の話を少し。都市ガス工業概要には、導管の応力計算は、すごい数の公式が出ている。しかし、計算が出題されるのは3つか4つだ。内圧による円周方向と管軸方向の応力、温度応力、温度によるガス管の伸び縮みくらいだ。
あとは、管厚の求め方、内圧によるもの、上載・車両荷重によるもの、式は覚える必要はない。どんな変数が使われているかがわかればいい。上載荷重、車両荷重は、学生時代に習った、懐かしいブーシネスクの式だ。
上載荷重、車両荷重には曲げ応力がかかる。曲げ応力には、曲げモーメントと断面二次モーメントを使う。計算問題は出ないだろうが、式は覚えておいたほうがいい。土木や建築系の出身者にとっては何のこともない計算だが、それ以外の人には荷が重いようだ。ガス主任試験では、下のパワポ2枚を覚えれば、OKだよ。