増補版 太平洋戦争通史 ―開戦決定から降伏調印まで一三七九日の記録― | |
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戦史検定中上級の受験結果が返ってきた。受験したときからダメとわかっていたが、封書がなぜか厚い。そして何か異物が入っているようだ。中身は、まず「敢闘賞」。よく読むと、中上級は、軍司令官から大隊長まで5段階に分かれているが、この肩書のある人は、受験者62人中58%。一番上の軍司令官は該当者なしだが、その次のクラスの師団長が2人、旅団長が4人、連隊長が14人、合格ラインの一番下の大隊長が12人となっている。
そして、その下は敢闘賞だ。26人。私はこの中だ。これ、カタカナ交じりの敢闘賞をよく読むと、戦果不十分ナレド、善ク困難ヲ克服シテ検定ニ挑ミシ・・と書いてあって、要するに不合格だけど、敢闘賞を上げますよ、と書かかれている。そうか、やっぱり不合格か。
もう一つ、受験の販促品(景品)がついている。一つはゼロ戦のコースターだろうか。もう一つは鉛筆。鉛筆削りで削らないといけないやつだ。そしてよく見ると、この鉛筆は「靖国神社」の銘が書かれている。販売元は靖国神社だ。トンボのエコマーク商品だと。来年はどうするかな。自信ないし、でも太平洋戦争は研究してみる価値はあるな。